2018 Season


9月 イワナ 40cm

今年のトラウトシーズンも終盤。最後に渓流のイワナ狙いに。
狙いは60cmオーバーの大イワナだが、最近は随分と少なくなったと感じる。
40cm前後のイワナは出るが、50cmオーバーは中々釣れなくなった。

ポイントを釣り下りながら、もういいかな~と思ったところヒット。
一瞬大きいかと思いきや、40cm程のイワナちゃん。ちっちゃいけど、まあいいや。

写真を撮ってリリース。
今年はこの1本で終了。


7月 サクラマス 59cm

朝、まだ涼しいうちに釣りをするも、それでも暑くて汗だく。
水温も余裕で20℃越えで釣れるのはブラックバスのみ。

直ぐに終了し、虫取りに・・・夏休みに甥っ子達が帰って来るので。
最近はミヤマクワガタを探して県内あちこち。

今日は初めて入る河川に沿って木々を見て回る。
と、川が気になる?なんかいい感じの流れを発見!こんなところにポイントがあるん
だ~
早速車に戻り、虫取り網からSOULSロッドに持ち代える。
流れに乗せてアクションを加えるが全く反応なし。20分くらいルアーを変えながら
狙っていると、何かが「ドカン」とヒット!
このパワーはニジマスか?波間に金色の魚体が見える。背中は茶色い。ニゴイか?
でもこの引きは違う。60オーバーの大イワナか?

流れの流芯から全く寄って来ない
腰まで川に入って、浮かせる。少しずつ間合いを詰めると
なんと浮上してきたのはサクラマス!この瞬間から本気モード!

とにかくいつまでも暴れるし走るしで、もうこっちはヘトヘト。
最後は全身ズブ濡れで、ネットイン。
59cmの完全に婚姻色の出たサクラマス。
この猛暑の中でよくヒットしたもんだ・・・

「秋まで頑張れよ」とリリース。
 

6月 サクラマス 60cm

もう6月も後半。流石に渇水になり、水温も高くなってきた。
今年もそろそろ終了だな。

今年初めて入る河川にエントリー。水温は16℃でまあまあ。
日が昇って暑くなる前に攻めたい。いい感じのポイントで上流から釣り下る。
全く反応なし。ルアーを変えてもう一回だけ上流から釣り下る。

真ん中あたりの場所で、コツンときた。
「あれっ?」と思った瞬間、身体が勝手に合わせの動作に入っていた。
「えっ?」自分でもびっくりするくらいのリアクション合わせだ。

ロッドがバットから曲がる。
「サクラだろうか・・・」。この時期になると意外と二ゴイ将軍がいい引きをする。
半信半疑のまま寄せる。リフトアップさせると、「ギッラッ」と輝く。
「サクラだ」一気に本気モード。
足元でかなり走られたが、流れが緩かったので、余裕でネットイン。

いいサクラだ。少し婚姻色が出ているようだ。
写真を撮ってリリース。元気でね。
「バイバイ~」

今年もいい釣りができた。
  


6月 サクラマス 63cm

朝から風が強い日だ。天気もイマイチで今日は出せるだろうか。
活性はあまり高くないと判断し、見せる釣りを意識。

フルキャストして、ゆっくり流す。U-Effectでちょっとトイッチを入れてやる。
「ヒット!」。
結構ダウンで食ってきたため、流れに押される。

良くテレビやDVDなどでサクラが下ると焦って自分も下る人がいるが、サクラマス
釣りの基本はStay。
釣り人が下っても流れには追いつけない。逆にラインが緩んだ分だけサクラに主導
権を取られる。
ここはロッドワークで首振りを止めて、定位させる。そうすればあとはサクラが勝
手に流れを上がってくる。

そしてランディングのポイントは角度と位置。
これもDVDなどを見ると間違ったランディングをしている方が多い。
ランディング体制の位置は、魚が上流でアングラーは下流。上流から流れを利用し
て、下流の位置に居る自分のネットに入れるのだ。こうすれば少なくとも流れのネ
ットがサクラが加えたルアーフックに引っかかることはない。また多少強引にでも
リフトアップさせ、暴れる状態でも流れに押されてそのままネットに入る。

強い流の中で、上流から上手くネットイン。
今日は狙って獲った1本だ。
いいサクラだ。写真を撮ってリリース。
ありがとう。
 


6月 サクラマス 64cm

天気がいい、既に明るい。今日はゆっくりと家を出る。
10時頃釣り場に到着。この時期のこの時間だと釣り人もほとんどいない。
今年は早めに諦めた人も多いようだ。私もなんか思うようにいかない。
しかしこんな年は、データを取るチャンス。釣れないデータも釣れたデータ同様に重
要。
アングラーの中で釣れた時のデータは記録するが、全くダメだった日のデータをしっ
かり記録する人はどのくらい居るだろうか。ここも釣れる人・釣れない人の差である。

天気がいいし、釣り人も居ないので、弁当とコーヒーで朝食を取ったあと、のんびり
釣り開始。気合を入れず、余裕を持って釣りをした時も意外と釣れることがある。

30分程キャストしていると「ヒット!」。
重い!水面を見るとシルバーメタリックなので、サクラであるとこは間違いない。
なんとか寄せてランディング。

デカイ。太いサクラだ。
ゆっくり起きて重役出勤で、こんなの釣れていいのだろうか。

のんびり釣りも技のひとつ。このワードも要記録。
  


5月 サクラマス 51cm

6月に入ってもまだ水量はある。
残念ながらサクラは少ないようで、中流・上流域に行くに従って更に魚影は薄まってい
く。
これまで中流の瀬で2本獲ったが、その後が続かない。
流れも良く条件も揃っているのに反応がない。
過去の経験から今日のこの条件で反応がないと言うことはサクラがついていないと言う
ことがわかる。
サクラマスは条件さえ合えば必ず反応してくる。
難しいのは今日の食ってくる条件をどのように見抜いて、粘るか見切るかの判断を的確
にできるかだ。

雰囲気のいいポイントでサクラの反応を感じる。。。
なにかいる!しかし食ってこない。
ここからは引き出し勝負。どのくらいの引き出しを持っているかで、出せるかどうかが
決まる。

ルアーローテーションを考える。引き出しを次々明けながら、過去のデータを紐解いて
いく。
以前この状況ではミノー、スプーン、バイブレーションのローテーションで食ってきた
ことがあったな・・・
よし、攻撃パターンは決まった。

戦闘開始。
ミノーで誘って、スプーンで見せて、バイブレーションでガンガントィッチングでリア
クションに持ち込む。
「ヒット!」やはりいた。

”狙って獲る”
今日は私の作戦勝ち。
 


6月 サクラマス 60cm

今日も中流域をラン&ガン トィッチング。
前回、急流の中からいいサクラを狙って獲っただけに2匹目のドジョウとなるか。。。

朝一に前回のポイントに入るが、全く反応なし。
水位が下がっている。これがこの釣りの難しいところ。
前に釣れたからと言って同じことをやってもそう簡単には釣れない。
条件は日々変わっている。その日のベスト条件を見つけられるかどうかが、
アングラー腕の見せどころ。そして年間の釣果の差となって数値に表れる。
釣れる人、釣れない人、これはその年の魚の量にかかわらず、ほとんど同じ。

さて、どうするか。。。考えに考えた結果、いつもより早い瀬を狙うことにした。
水位が多少下がって水温も若干上昇している。
この前まで深いポイントにいたサクラは流れに入っているかもしれないと考えた。
流速のあるポイントを何ヵ所か狙ったとき、今まで一度も掛けた事のない瀬から
いきなりバイトしてきた。合わせたかどうかもわからないまま、一気にラインが出て
いく。
マズイ、この先は約50mの連続したガンガン瀬。
急流の中で首振りをするサクラは、水の抵抗で一気に下流に流されていく。
もうだめだ。パワー勝負に出る。
ドラグを手で止めて、ブレーキをかける。サクラは一気に岸側に戻される。
岸側で流速が遅くなった分、サクラを止められた。そして巻き上げにかかる。
このくらい流速があると中々上流に上がってこない。直ぐに流れに突っ込まれて下流
に逆戻り。
この作業を何度も繰り返して、徐々に間合いを詰める。
そしてネットを強引に頭から入れて救い上げる。

”バタン”ネットイン後、ロッドを投げ出しその場に倒れる。過呼吸状態なのか。
心拍数が上がり過ぎて立っていられない。中流のサクラはこれだから大変。
今日は結果オーライ

しかしいいサクラだ。写真を撮って川に帰す。
「ありがとう。ナイスファイト!」
  


5月 サクラマス 65cm

5月も後半、水温も上がり絶対活性水温の12℃に近づいてきた。いよいよテクニカル
シーズンだ。
今日は中流域の瀬をで攻める。
のんびりとした粘りの釣りも嫌いではないが、やはり急流の瀬で掛けたサクラとのファ
イトは格別。
こちらも本気を出さねばそう簡単に瀬のサクラは獲れない。

深みから瀬になるポイント。大石が底に沈んでいる。サクラが着くのは一番前の大石だ
3m上流にキャストし、DEEP DAIVEで沈めてレンジをセットしリーリング開始。
大石の1m手前から トィッチングで魔性のダンスを演じる。
大石を横切った次の瞬間ルアーがひったくられる。「ヒット!」一気に流れに飲み込ま
れる。
パワー勝負をするか、いなすか!
ここは下流に障害物が無いため、十分余裕をもっていなすことにした。
ロッドとリール、腕まで水中に沈め、首振りを止め安定させる。絶対に水面には出さな
い。こうなればあとは勝手にサクラから上流に泳いでくる。
手前まで寄せて、一度も水面に出す事なく一発ランディング。

いいサクラだ。今日はうまくいった。
  


5月 サクラマス 53cm 57cm 55cm  

雪代の増水が収まったかと思ったら、今度は田んぼの泥濁りが始まってしまった。
雪の多いシーズンはこれだからほとんどベストなタイミングはない。

今年は濁りの釣りを随分と勉強させられたので、田んぼ濁りはなんとかなる。
ルアーをセットし釣り開始。
日が高くなるにしたがって、水の色が結構茶色であるこ理解できてきた。意外と厳し
い。
2時間粘るが反応がない。しかしこの条件で粘るのは理由がある。
第6感が反応しているのだ。サクラの姿は見えないが、確実に奴らはいる。
その後も粘るが残念ながらバイトに持ち込むことはできなかった。釣りを終了して上
がる。

車で移動し何ヵ所かポイントを探るが、どこも田んぼ濁りが入っている。
仕方なく適当にポイントに入り釣り再開。川に入ると意外と濁りが取れたような気が
する。
田んぼ濁りの場合、上流の農作業の時間帯や地域によって、濁りが流入する時間が
違ってくる。もしかしたらこの時間帯がチャンスかも。

キャストを初めて、直ぐに反応を感じる。奴らはいる。しかもこの雰囲気は群れでい
る様な雰囲気だ。次のキャストでも違和感を感じる。ラインに触った感じ、ルアーを
追尾した水圧を感じるのだ。

そして、ようやく食わせた。
1本目は53cmのサクラ。大きくはないが、この濁りの中から獲ったことは大きい。
その30分後、57cmゲット。2時間後に55cmゲット。

やはり群れでいたらしい。
もう1本掛けたが残念ながらバラシ。
今年初の1日3本で体力のもう限界。
今日は色んな経験と実績ができた。釣果以上に大きな引き出しをゲット。
       


5月 サクラマス 54cm イワナ 38cm  

既に5月になってしまった。今年は中々素敵な年でサクラが少ない。
そろそろ中流域でもいいかと思うのだが、下流域で魚が薄いのだから中流、上流域で
更に散っていくのは目に見えている。
そこは腕の見せどころ。

朝から中流河川をランガン。ポイントには誰も釣り人は居ない。
貸切状態はいいのだが、本当にこんな中流で釣りをやっていていいの?と心配になって
くる。
小さなアタリに合わせて久しぶりのイワナ君(アメマス?)

昼食を取りながら、休憩しながら、あちこちと移動して夕方にやっとサクラがヒット。
かなり沖でヒットしたため、下流に流され流れもあり、引き上げるのに一苦労。

中流河川はクリアーな流れで気持ちいい。
今日はがんばった~
  


4月 サクラマス 61cm  

今年はどの河川も魚が少ないとの声。まだバイトすらないアングラーも多く、既に今
年は諦めたとロッド置く人も出てきた。河川も相変わらず雪代とダム放水の影響で釣
りにならない状況。逆にポイントはガラガラでどこにでも入ることができる。
不漁の年のいいところは、釣り人が少ないから自由に釣りができるということだ。

今日も朝からランガンでのんびり釣行。
しかしどこのポイントも全く反応なし。流石に疲れて休憩していたら夕方になってい
た。
適当なポイントに入りキャストすると足元でヒット。
びっくりしながらもファイト!と言ってももう竿先30センチでバタバタ。
手で逆にラインをギーギーと引き出しながらネットイン。

なんか今年は気合を抜いて、のんびりした方がいいのかも???
 


4月 サクラマス 62cm

今日は朝から雨、しかも結構降っている。
川は相変わらずの雪代で、強い濁り状態。天気予報からしても短時間勝負と判断。
早め早めのローテーションと思いきや、いきなりヒット。オーバーハングの枝が邪魔
をして上手くファイトできない。そのうちスーッと外れてしまった。
「がっかり・・・」

気を取り直し再開。10分後ほどして、少し下流のポイントで突然ロッドが水中に引っ
張り込まれた。足が泥に取られ片手で木にしがみ付きながらファイト。

濁りでサクラの姿が見えない。
どうやってランディングしたら定かではないが、気が付いたらネットに入っていた。
ベストや腕はもうビショビショで泥だらけ・・・

空からは強い雨が降りつけ、今日はこれにて終了。
温泉にでも入って温まらねば!


4月 サクラマス 52cm

今年の冬は雪が多く、既に雪代も始まっている。
濁りと高水位で中々釣り辛いが、こういう時のサクラマス釣りも楽しい。
とにかくを頭った釣りをしないとヒットレンジにすらルアーを入れられない。
クリアーの時や笹濁りの釣りとは全く違うのだ。

この日もかなりの濁り。実績のないアングラーでは直ぐに諦めてしまうような状況。
どのように攻めるか結構考えてまずロッドをチョイス。次のルアーをローテーション
を考える。
ポイントを上流から釣り下る。1順目では反応なし。2順目も反応なし。
ルアーを変えながら3順目で下から食い上げるバイトで一瞬ルアーのテンションがな
くなる。
一気に合わせを入れてヒット。
小さいながらも中々のファイトだ。厳しいシーズンだけに貴重なヒットだ。慎重にラ
ンディングしネットイン。
珍しく背中の黒斑点が少ない魚体だ。
 


3月 サクラマス 55cm

今年もサクラマスシーズンが始まった。
釣りに対する魅力は、これまでより随分と薄れてきている。
仕事が異常に忙しく、釣りを楽しむ余裕がなくなっていることが一番の要因だが、
サクラマス釣りをほぼ解明し、釣れる釣れないが、早いタイミングで直ぐに分かるよう
になってしまった。要領がわかると意外と簡単な釣りである。
”サクラが居れば釣れる。釣れないのは魚が居ないから。”
これがサクラマス釣りの神髄かもしれない。

3月に入って数回通ったが、全く反応が無い。どこも魚が薄い、全くいないと言った言
葉が聞こえてくる。私にとってはその方が楽しい。魚が少ない方が難しく、1本の価値
があるから。

日が高くなってから、魚の雰囲気が出てきたため、少し本気モードで攻める。
10分程、早めのローテーションでルアーチェンジ。トィッチングをガンガン入れた時に
抑え込むような感覚があり、同時に身体が勝手に合わせに入った。無条件反射の合わせ
でヒット。
今期1本目は55cmの普通サイズ。1本目が出るとひと安心。あとは頭を使って考える
余裕がでる。