2021 Season

7月 サクラマス  53cm

 7月に入り毎日暑い日が続くが、意外と雨が多い年である。増水の引き際のワンチャンスを狙いに行く。
のだが、途中途中の外灯の下を見て回る。今日は暗いうちに出発して、まずは昆虫採集です。何ヵ所か回ってみるとカブトムシやクワガタが、そこそこ居た。ノコギリとミヤマクワガタのみ採集して、カブトは藪に逃がしてやる。少し東の空が明るくなってので、次は釣りの準備だ。陽が出ると暑くなるので朝一勝負。
 ポイントについて川を眺めると、雨の増水が落ち着いている?かと思ったが、意外とまだ濁りがあるようだ。
しかし渇水に比べたらまだいい。最初のポイントで何かがバイトしてきた。これは活性がいいかも。
次のポイントで、ミノーをじっくり見せるように定位させる。そして数十秒後、流れの泡の中からミノーがひったくられる。
「きたー!」読み通りだ。流れの中をロッドワークで浅場のジャリ場へ持ち込み、上から魚にかぶせるようにネットイン。
53cmやや小ぶりであるが、今日は私の作戦勝ち。その後、何ヵ所かやってみるが、イワナの35cmくらいのが釣れたが、強い日差しが出てきたためおわり。
 
 2021シーズンのサクラマス釣行記はこれで終了。残念ながら30本には全く届かなかったが、不漁の年の中、そこそこ獲れた。
恐らく来シーズン以降も多くの遡上は期待できないだろ。海水温度が高くなり、サクラマスは秋田県より南には南下していかないのかもしれない。
それはそれでしかたない。少ない遡上数の中で、どうやってサクラを獲るか!腕の見せどころだ。

7月 サクラマス  56cm

 今日はクワガタ採りで近くの山へ。時期的にまだいるかどうかわからないが、暗い内から樹液を出すヤナギの木を見回る。
「いたいた」ノコギリクワガタの雄を発見。その周りにはカブトムシがいる。クワガタだけ採集して、まだ時間があるので釣りでも。。。
流れの速いポイントへルアーを入れ、ガンガンアクションをかけるといきなりヒット!
56cmのまずまずのサクラマス。
今日はヤナギの上にはクワガタ、その下にサクラマスがいました。
 

7月 サクラマス  56cm

 7月に入り渇水となり、もうサクラマスシーズンは終了。
夕方からシンカーフックのテストを兼ねてチョイ釣り。タイプの違うミノーにシンカーの有無でどれほど距離や泳ぎの違いがあるのかを試していた。
やはりシンカーを巻くと距離は伸びる。ミノーのタイプにより、泳ぎに影響する・しないが違うようだ。しかししっかりと水を噛み潜行してくれる。
「これはいい~来シーズン使える!」と思っていた時、突然ロッドがひったくられる。なんだろう?夕日が眩しくて、魚が確認できない。
感触はサクラだが、食ってくるような状況ではないので、半信半疑でやり取りをする。
そして足元まで寄せてリフトアップ。「うわーサクラだ」思わず叫んでしまった。
慎重にネットを構えて、セオリー通り魚を上流に移動させネットインのハズが・・・なんといきなりサクラがジャンプ!
私の顔の正面を飛び越えて、そのまま岸の草むらへ飛び込んでしまった。一緒なにが起こったのかと思ったが、56cmのサクラゲット。
綺麗な婚姻色のサクラマスであった。
  

6月 サクラマス  63cm

 今日の午前中は、ランニングのトレーニング。暑いがくもり空で日差しが無いだけ走りやすい。
日中ゆっくりしながら、少し家の用事をかたづける。夕方になって時間ができたため、川へ散歩に出向く。
 今日は相変わらず曇り空で雰囲気は悪くない。何ヵ所かポイントを攻めてもう6時がすぎた。薄暗くなり雨でも降りそうな空模様だ。ここで最後とルアーをキャスト。3投程やってみたが反応なし。もう少しウォンブリングの大きいルアーに変更し、再度同じポイントを流す。その次の瞬間、ルアーがひったくられる。「来た!」と思った時には、既に自動アワセが発動してガッチリフッキングしていた。63cmといい型のサクラマスだ。
 

6月 サクラマス  60cm51cm56cm
    イワナ   50cm

 6月も後半に入り、サクラを狙う釣り人はだれも居なくなった。河川の渇水に加えて、夏の暑さは釣り人のやる気を無くしてしまう。更に今シーズンのサクラマスの遡上の少なさに、やってもどうせ釣れないーがどこかにある・・・休みの日、太陽が昇る前に少しだけやってみるつもりが、とんでもない1日となった。

 朝一、流れの速いポイント。ポイントというよりもガンガン流れているところを狙った。渇水になるとどうしても流れのところにサクラは集まってくる。
1投目ヤマメがヒット。これは幸先がいい。そして次のキャストで、急流の中にロッドが引き込まれる。
「サクラだ!」こんな急流れで掛ると思っていなかった為びっくり。流れの中を暴れまくる魚を何度か手前まで寄せたが、最後急流に突っ込まれジャンプ一発でフックアウト。残念65くらいはあったな・・・
気を取り直して次のポイントへ移動。ここも流れが速く水深がある。ラン&ガンで中間地点に来た時、ピックアップ直前にルアーの後ろから黒い影が追ってきたのが見えた。
「ん?なんだ~」サクラの可能性があるので、ルアーチェンジ。さっきのルアーは既に見切られているためだ。そしてこの判断が当たった。
次のキャストでヒット!今度はゆっくりと反転流で勝負。60cmのいい型のサクラマスだ。
 
 今日は活性がいい日なのか???朝食を取って昼寝。。。のはずが、暑くて熟睡できず。
お昼にまた川へ。今度のポイントは1投目でイワナがヒット。結構強い引きをかわしてネットインすると、まあまあデカイく、50cmあった。


 今日はやはり活性がいい日のようだ。その後ポイントを移動しながら、やるが反応はなし。流石にカンカン照りの太陽は眩しすぎる。
夕方までひと休みして日が暮れてから再開。大石の沈む緩い流れで、ロッドがひったくられた。
「またキター」型はそんなに大きくはないが、いつまでも暴れる。ネットイン手前で”股くぐり”をくらってしまい、かなり焦る・・・
が、なんとかネットイン。死闘の末の割には小さい51cm。薄っすらと婚姻色の出たサクラだ。今日2本目。
 
 写真を撮っているうちに既に暗くなってきたので、今日はもう十分と思いながらもう1回だけキャスト。
「えっ!またヒット」先ほどと同じ大石からサクラが出てきた。これもいい引きだ!慎重にネットインして今日3本目のサクラ56cmをゲット。これは少しウロコが剥がれる。フレッシュとは言えないが、綺麗なシルバーメタリックである。
 
 結局、1日釣りをしてしまった。4本掛けて3ゲット。プラスイワナ50cm。この渇水の暑さの中、なんて言う日なんだ。しかもバラバラのポイントで反応があった。獲ったサクラも別々のタイプで良くわからない日だった。

6月 サクラマス  64cm

 河川の水量も下がり、そろそろ今シーズンも終盤。
昼から出かけたが、暑くて釣りにならず。のんびりと昼食をとってまずは昼休み。。。
夕方少し涼しくなってから釣り仕度を行い川へ。まだ陽が高く釣れる気がしない。なるべく体力を使わないようにゆっくりと釣りをするが、じわじわと汗が・・・
やっと陽が傾きかけたころ、流れ出し広いポイントで、対岸目掛けてロングキャスト。ジャーキングでアクションをかけていると、ルアーが抑え込まれた。「ん~?根ががり?」と思った瞬間、勝手に身体が自動アワセに入った。次の瞬間ロッドが引き込まれる。いつもながら、この自動アワセには驚かされる。全く自分の意識とは無関係に発動する。
結構遠くでヒットしたため、寄せるまで時間がかかりドキドキ。目の前に浮かんできたサクラを一発ネットイン。
「おおおおっ~いいサクラだ!」
64cm。引き締まった中流域のサクラであった。
  

6月 サクラマス  67cm

 もう早いもので6月に入ってしまった。今年は相変わらずの不漁で、サクラを狙う釣り人もほとんどいなくなった。逆に魚も人もいない川で、のんびりと釣りをすることができる。
何ヵ所かポイントを回って、深瀬からの駆け上がりのポイントでヒット!
「魚いた!」と、ちょっと驚いた。対岸は流れが速いため、手前の反転流にロッドワークで引き込む。その流れに乗りサクラがどんどんと近づいてくる。
「あらっデカイ」急に本気モードとなり、びしょびしょになりながらネットイン。
立派なサクラだ~鼻が伸びて先端が曲がった雄サクラだ。
貴重な雄サクラの写真をパチリと撮って、流れに帰ってもらった。
今年はもう十分だ~。
 

5月 サクラマス  54cm

 5月も終盤となり、米代川の雰囲気もそろそろ終わりか・・・と感じるようになってきた。しかし以前は6月1日解禁だったので、これから本番なのだが不思議なものだ。
先日からの雨により、川は笹濁りよりも白っぽい薄緑色。このくらいなら食ってくるのだが、雨が止まない。今日はアングラーの活性が上がらない。しかし折角仕事の合間に頑張ってきたのだから・・・
雨の中を出撃。何ヵ所か回ってびしょ濡れになりながらキャスト。ポイントを移動して数投でヒット!
流れの中で結構引くが、ネットインすると54cmのサクラマス。大きくはないが、この雨の中で頑張った甲斐があった。
 

5月 サクラマス  62cm

 今日は朝から風が強く、水面は波立っている。経験上水面が荒れている時は、あまり活性は良くない。
しかしこれまで、その時々の条件の中で、サクラを食わせるテクを磨いてきた。雨だろうと雪だろうと増水だろうと既に攻略法は出来上がっている。逆に条件が悪い方が釣り人が少なくなるので、イメージ通りに釣りを展開することができる。
流れの速いポイントで、底にストラクチャーが沈んでいる流れを狙う。この流れだと水面の波の影響はない。しかし強風の中、ロングキャストが要求される。風を計算して流芯奥にサイドキャスト。風の影響を最小限にするため、水面を低空飛行。これができるかどうかもテクニック。流芯奥に着水、しっかりと沈めてリーリング。流れの底をDEEP Diveトィッチィング。ストラクチャーの前でスレートリトリーブに変えて食わせる。次の瞬間強烈なバイト!。
私の作戦勝ち。
62cmいい型のサクラだ!。今年は型がいいなぁ~。
  

5月 サクラマス  62cm

 5月に入り、山々の緑がいっぱいに生えるようになってきた。
今日はあまり時間がないので、中流域をテンポよく探っていく。
ルアーが流れの中心を切り、緩い流れに入った時、強烈なバイトでロッドが絞り込まれる。
手前の流れが速く、中々寄せられない。ロッドワークで魚を上流に移動させ、下流でネットを構える。リフトアップしサクラの体制が崩れ、流れに押された瞬間にネットイン。サクラマスは下流でネットを構えて対応するのは、基本中の基本。ネットインしたサクラを見ると、これまたいい型のサクラだ!。
今日は時間がないので、これで終了。
 

5月 サクラマス  59cm

 米代川釣行2日目。情報によると今年の米代は、昨年よりもサクラの遡上は少ないようだ。6月解禁の時代のような朝一のサクラのライズは見られない。しかし赤川と違って、どのポイントにもサクラは入っている。各ポイントを回っていると、ヒットしないまでもサクラマスの生命反応を感じる。赤川ではこの反応を感じることは無い。今日のタイムリミットはお昼まで。粘らずにラン&ガンで攻める。
深瀬のポイントを3次元で立体的に攻めていると最後のDEEPレンジでヒット。
59cmの太いサクラだ。遠征2日間で2キャッチ。
もう十分、安全運転で帰路につく。

5月 サクラマス  52cm

 5月に入り、県内河川はいよいよ田んぼ濁りが入ってきた。水位は徐々に減り始め、支流河川や小川から泥水が流れ込む。
濁りはまだいいが、同時に田んぼゴミや藁のゴミが入り込むとサクラはこれを嫌う。結果的に流れには出てこなくなり食ってこなくなる。
こんな時はまだ田植えが始まっていない北の河川へ移動だ。年々高速道路が伸びているため、移動も楽になった。しかも無料区間があるため嬉しい。
米代川に到着後各ポイントを回る。反応はあるが食ってこない。でも雄大な美しい流れと綺麗な景色の中で釣りが出来るだけでも十分。 反応があるだけでもワクワクする。
もう夕方になり、今日は釣れないかと思った時、いきなりバイト!自動アワセが発動してヒット!
52cmの綺麗なサクラであった。魚は入っているようだ。。。
写真を撮ってリリース。今夜の一杯はうまそうだ。
 

4月 サクラマス  47cm

  ホームグラウンドの赤川は、相変わらず閑古鳥状態で釣り人はわずか。GWの前倒しの休みがとれたので、まずは赤川をやってみようと思ったのだが・・・
朝から全く反応がない。やはりこの川は2月3月の遡上が少ない時は、それ以降多くの遡上は期待できないようだ。20年くらい前は4月中旬ころがピークだったのに、随分と変わってしまったなぁ~。
そんな赤川を諦めて、いざ北へ出発。
お昼過ぎに米代川に到着。ゆっくりと昼食をとり14時ころから釣り開始。
雨の増水の引き際だが、まだまだ水位は高い。
腰上までウエーディングし、キャストして数投目!
「えっ!もう来たの」今朝赤川であんなに釣れなかったサクラが~釣れてしまった。
47cmと小さいが嬉しい~。やぱり魚がいると釣れるんだなぁ・・・

4月 サクラマス  69cm

 今年のサクラは数は少ないが、型は大きく丸々と太っている。
3月、4月、この時期にしては結構雨が降る。増水と雪代で、今日も川は最悪な河川コンディション。
その中今期自己最大の69cmのサクラマスをゲット。ルアーはアンサーのKYRカラー。
濁りの中、ミノーだとリーリング速度が速くなるので、スプーンのデッドスローで、ルアーを見つけてくれる確率を上げる。
そして目論み通り、サクラに口を使わせ”ヒット!”。
かけた直後のパワーで大きいと思ったが、水が濁っているため魚体が確認できず。
途中、流芯から全く動かなくなり、一瞬”コイ”?じゃないよね・・・と不安になった。
しかしながら、首振りと魚体に擦れるラインの感触はサクラだ。
慎重に寄せてネットイン。のハズが一発で入らない。魚体の1/3がネットから出ている。そのうちフックが絡まり四苦八苦。無理やり手で魚体をネットに押し込みキャッチ。その後も水中で大格闘したため、もう全身びしょ濡れ。あらためてネットの中のサクラを見るとデカイ。70cmには届かなかったが、この1本で今シーズンは満足。数は釣れなかったが、いいサクラが獲れた。 これから代掻き、田植えで濁りで釣りが厳しくなる。更に大雪だった割には雪解けが速く、GW明けには渇水となるだろう。今シーズンは、あっと言う間に終わってしまいそうだ。

4月 サクラマス  62cm  

 今年のサクラは型がいいようだ。昨年もそうだったが、数が少ない年は大きくなる傾向がある。
今日の1本も60オーバーで太いサクラであった。
朝から反応がなく、3時間程あたりをウロウロしていた。もう帰ろうかと思った最後のキャストでなんとヒット!
こんなことがあるのか!と信じられない状況でやり取りを開始。二ゴイかも?シーバスか?しかし上がってきたのは、シルバーメタリックであった。
ネットイン後、魚体をみるとシーラスが付いている。まだ遡上したてのフレッシュのようだ。しかしここは海から数十キロ上流。
いつも思うことだが、不思議な魚だ。
 

4月 サクラマス  62cm  

 米代川の増水が中々引かない。冬期の大雪の雪代の影響もあるのだろう。すでに中旬になってしまった。やっと2連休の休みがとれたので、今期初の秋田釣行へ。
1年振りの米代川は、やや水が多く濁りが入っているが、このくらいの濁りがベスト。アングラーの中にはサクラが食ってこないのは、濁りの影響と言う人がいるが、これは間違った認識。サクラは濁りが入っている方が食ってくるのだ。流石に泥濁りになると別だが。
 何ヵ所か探ったあるポイントで、ミノーに違和感を感じた???これはサクラがいるなぁ~ここからDeepダイブトイッチで攻撃的にアクションをかけていく。
そして先ほど違和感があったポイントで”ドカン!!!”とロッドがひったくられた。同時に身体が自動アワセに入る。フックをガッチリ食い込ませてヒット!
米代川の太い流れもあって、凄いパワーだ。赤川下流域の釣り堀のような流れでは味わえない引きだ。これだかなら米代川のサクラ釣りは最高だ。
かなり苦労しながらネットイン。ぶっとい体高の米代川サクラだ。
 

4月 サクラマス 61cm  62cm  

 4月に入り秋田が解禁となった。仕事の都合がつけば解禁釣行に行きたかったのだが、残念ながら仕事を休めない・・・しかも大雨による増水と濁りで確率は悪いと判断。
この判断が功を奏した。米代川までは遠いので無理せずに日帰りできる河川へ。
朝一に入ったポイントで、61cmのサクラをゲット!しかもアンサーK7でのヒット。型も中々いいので、今日はこれで十分とコンビニで弁当を買って、景色のいい公園で朝食と早めの昼寝・・・
寝ずに運転してきたのでかなり爆睡し、起きたのはすでに14時過ぎ!寝た寝た~
 15時ころから少しだけやって帰ろうと河川に向かい適当なポイントに入ったところ先行者いた。折角歩いてきたので、どうしようかと思っていたら先行者が帰って行った。いなくなったので、ちょっとやってみることに。しかし今先行者に叩かれまくったポイント。普通のテクではサクラは出ないと考え、いきなりマル秘のスーパーテクで最初から総攻撃!
10mほど釣り下ったところの駆け上がりで、ルアーがひったくられた。
「やった~」62cm!これもいい型のサクラだ!先行者が叩いた後にかけるサクラはまた格別である。
今日は無欲の釣行でダブルゲット。なんとなく今年は余裕が出てきた。
  

3月 サクラマス 55cm 

 今日も朝から反応のないまま時間だけが過ぎる。
毎回同じフレーズから始まるなぁ・・・朝食を取りながら2時間くらい粘った。もう帰ろうかと思いだしたところでいきなりヒット!
その直後大暴れ。上下に随分と走られたが、なんとかネットイン。まずまずの魚体だ。
   

3月 サクラマス 45cm 

 朝から反応のないまま時間だけが過ぎる。昨年も遡上数が少なかったが、今年はほとんどいない。まぁ~これがサクラマス釣りで、当たり前だと思った方が良い。逆に釣り人も少ないからじっくりと攻めることができる。
 フルキャストで遠投し、ダウンで流れの中を攻める。すると沖の下流で何かがヒットする。簡単に上がってくるので、30~40cmくらいの小さなイワナかアメマスか???近くに来てから水面でぴちゃぴちゃしている。良く見るとシルバーメタリックのサクラだ!急に慎重なやり取りになり、ちゃんとネットイン。「あら小さいサクラ・・・」測って見ると45cm。でも不漁の年では貴重な1本だ。写真を撮ってリリース。
  

3月 サクラマス 64cm 

 3月に入り山形県のサクラマス釣りも解禁となった。しかし解禁から赤川も大河川もサクラマスの遡上がほとんどない。解禁日の赤川は10本程度のサクラが上がったもののその次の日からはパタッと止まってしまった。大本流は解禁日から釣果が聞こえず、かなり魚は薄いようだ。私も空振りの連続で、2月の北上での2本が無かったら落ち込んでいたところだ。
 赤川解禁から半月も経とうとしたある日、赤川でスプーンをキャストしていると突然ルアーをひったくられた。赤川今年初のバイトだったので、かなりびっくりしたが、しっかりとアワセが入った。中々パワーのある個体で、寄せては走られの連続。最後はやや強引に頭をこちらに向かせ、向かってきたところをネットイン。
「デカイ!!!、体高のあるいい赤川サクラだ。」
64cm!文句なしの今期3本目。
    

2月 サクラマス 58cm、54cm

 釣行2回目で北上サクラを獲ってしまった。しかもダブルゲット!
昨年同様好調の北上に行ってきた。
朝一入ったポイントで、7時頃隣のベテランアングラーがサクラを獲った。58cmの
体高のある立派なサクラであった。話を聞くと昨日も60オーバーを獲ったとのこと。
2日連発の釣果でうらやましく思って話を聞いていたら、今期4本目だそうです。
毎日のようにどこかで上がっているとのこと。
 写真を撮らせてもらいました

 天気も良く、私もガンバと思ったが、単調な流れに8時でギブアップ。一度車に戻り
朝食と休憩。朝、かなり人がいたが、随分と居なくなった。11時頃、再開した時には、
誰も居ない状態。
それではと、上流から下流までRun&Gan。
ルアーをキャストしながら、ずーっと歩きながら下っていく、だれも居ないから好きな
だけ自由にキャストができる。

とあるポイントに来た時、ミノーのトィッチが抑え込まれる。同時に身体が勝手に自動
アワセに入った。
「乗った!」グングンとロッドが絞り込まれる。この首振りはサクラだと思ったが、二
ゴイだった時にはがっかりなので、まだ信用せずにファイト。
手前に来た時に少しだけリフトアップ。直ぐに水中からシルバーメタリックが浮かんで
きた「ギャーサクラだ!」一気にテンションMax。本気モードに切り替わった。
手前に寄せては走られ、10回ほど凌いでやっとネットイン。
今期1本目の55cmのサクラマスであった。

やっぱり、初物は嬉しい。「どうだ~」と周りに誰もいないのに、一人で雄叫びをあげ
ていた・・・

 手袋がびしょびしょで、冷たかったけど。もう少しだけ下ろうか。
10mほど下ったところ、キャスト後U字を切ったところで、今度はルアーがひったく
られる。当然自動アワセが入り、またまたヒット。一瞬銀色の魚体が見えてサクラだと確認。
「マジかよ!」信じられない状況に頭は混乱しているのだが、身体は勝手にサクラとフ
ァイト中。近くに寄せて、一気にランディング。56cm体高のあるいいサクラだ。


良く見ると、シーラスが2匹ついている。海から一気に遡上してきたのであろう。
そして、私はその遡上の群れに運よく当たった。私サクラに好かれているのかも。
実は、Run&Gan中にサクラの背びれが見えたような気がしていた。太陽光線がまぶし
く良く見えなかったので、確信は持てなかったが、間違いなくサクラの群れが入ってき
ていたようだ。

今シーズンはいきなりダブルゲットでのスタート。
これでひと安心~

2月 2021シーズン開幕

 今年もサクラマスシーズンが始まった。2月はここ追波からスタート。
肩慣らしと必要なタックルが全て揃っているかのチェックを兼ねる。
 昨年1月の解禁から好調だったが、今年の追波も好調のようだ。隣でやっていた年配のベテランさんは既に4本のサクラマスを獲っているとのこと。まずは1本を早い時期に獲って楽になりたい。