2023 Season

7月 サクラマス 60cm
 夏マスは渇水の中、水温が低めの時期では付かないような流れの速いポイントにいる。ここのポイントは、ほぼ白泡の流れでレンジまでルアーが中々入って行かない。しかもトイッチを入れるとルアーが流れに耐え切れず飛び出してくる。仕方なくスピナーを取り出し、ボディーにシンカーをぐるぐる巻きにして試してみる。見栄えの悪いスピナーを見て「こんなんで釣れる訳ないなぁ~」と思いながらキャスト・・・「釣れた!」。スピナーが押し流される前の一瞬のタイミングで食ってきた。上がってきたのは60cmのいい型のサクラだ。ウロコは完全に体内に取り込まれ表面はヌルヌル。今シーズンを締めくくる見事な”夏マス”である。このあと48cmと43センチのイワナが来た。渇水になりイワナ達が食ってくるようになると、いよいよいサクラマスシーズンは終了となる。
 2023シーズンはサクラマスの遡上数が少なく、かなりの苦戦が予想されたが、70cmを筆頭に68cm、65cmの大型サクラや婚姻色の鼻曲りの雄サクラ、1日4本のサクラゲットと合計43本のサクラマスを獲った。年々サクラマスの釣り方がわかってきた。どこまで攻めるかの見極めと、どうやってサクラに口を使わせるかがキーポイントのようだ。

7月 サクラマス 56cm
 ガンガン流れの落ち込みのポイントで婚姻色サクラ56cmをゲット。先日獲った56cmのサクラとは違う魚体で、ピンク色の婚姻色が鮮やかに浮き出ていた。7月に入りいよいよ渇水となってきたため、とにかく流れが速く、深いポイントを狙っていた。ロッドを1mほど沈め、ミノーが流れに持って行かれても淵底をトレースするようにコントロールする。これも私のサクラマステクニックのひとつだ。しかし流れが速すぎて、上手くトレースできない。5投程した時、やっとヒット!。直ぐに魚体が流れに持って行かれ四苦八苦したが、なんとかネットイン。

6月 サクラマス 56cm
 ひと流し目ミノーにバイトあり。「何かいるなぁ~」とルアーを交換して再度キャスト。かけあがり手前でツイッチングを入れると「ヒット!」。首振りをクリアーすると流れに突っ込んで走りまくる。やっとの思いでネットインした魚は、56cmのきれいなサクラだった。

6月 サクラマス 63cm 60cm
 今日は全く反応が無く、新しいポイントを探すべく少し歩いてみた。全く知らないところではないが、歩くのが大変だったり藪やバラのトゲなどがあるとウエダーの損傷を気にしてどうしても嫌煙してしまう。かなり歩いて藪などを越えて出たポイントは、当然釣り人が入った形跡はない。しかも意外といいポイントだ。川は毎年変化するので以前大したほどでもないポイントが、エグられて良い流れになっていることがある。当然その逆も。
 汗だくになって歩いてきたので、ちょっと休憩しながら準備をする。そしてひと流し目は全く反応なし。ラン&ガンで同じポイントを2回流すことはないが、折角来たのだからとルアーを変えて2流し目。瀬尻まできたけどやはり反応は無いか・・・と諦めかけていたその時、水中から一気にルアーをくわえて反転するのが見えた。既に自動アワセが発動され、サクラの硬い口にフックをめり込ませていた「すげなー俺」自分でも感心してしまうほどのスピードと反射神経だ。ランディングはしっかりと自分の意志で行う。水が綺麗なため水中のサクラの様子が見える。「なんか赤いぞ???」と思いながらネットイン。サクラを見てびっくり、婚姻色が鮮やかな63cmの雄ザクラだった。
 帰りも同じ道を汗だくになり車に戻り、服から下着まで全て着替える。天気も良く日差しが眩しすぎるほどの晴天で、今日はもう終了だなと思いながら帰路に向かう。しかしながら今年のサクラマスの本数を数えるとあと1本出したいところだ。んで、帰り道で1ヶ所だけ狙ってみることに・・・あまり良くを出さずにさらっとやってみる。すると「キター!マジかよ~」と思ったら45cmのイワナであった。がっかり↓イワナは50cm以上でないと嬉しくないので、直ぐにリリースと思ったが、アンサーの赤ゴールドだったので、取りあえず写真をパチリ。そしてその少し後にまたまたヒット!今度こそはサクラだ。イワナとは引きが違う。ネットインしたサクラは60cmと今日2本目。なんと今期40本目の記念すべきサクラマスであった。

6月 サクラマス 68cm
 水深30cm程のチャラ瀬で底に50cm程の石が点在している。アユが居れば良く付くようなポイントだ。朝一まだ陽が昇る前であればサクラも付いているかもしれない。浅いところにいるサクラは勝負が早い。ほとんどの場合一発で食ってくる。気配を悟られないように40mほど距離をとって慎重にロングキャスト。これもサクラマス釣りの重要なテクニックだ。ピンポイントで先頭の大石の3m上流に着水させる。1個目、2個目、3個目の石を追加した瞬間ルアーがひったくられる。同時に自動アワセが勝手に起動する。「ヒット!」デカイ。合わせた瞬間40m先でサクラがジャンプするのが確認できた。それからが大変!どんでもない引きで暴れまくる。やはり65cmを超えると全く引きが違う。こちらも本気モード突入。徐々に間合いを詰めながら、何度も走られた末にやっとネットイン。流れもあり中々ネットに誘導できなかったが、なんとかネットに入った。岸に戻り改めて魚体を見るとデカイ!なんと68cmの太マスだった。岡崎様作の”OKネット”のお蔭でなんとか獲ることができた。今年はこのネットが無かったら獲れなかった場面が何度もある。感謝感謝です。

6月 サクラマス 52cm 54cm
 アンサーKYR18gで激流にキャストし、沈めてそこから反転流を逆引きに差し掛かったところでヒット。52cmと小型のサクラだ。この時期になると段々と型が小さくなるようだ。それにしてもアンサーは釣れるなぁ。。。朝食・休憩後ちょっと早めの昼寝をとる。1時間くらい爆睡しただろうか・・・日差しにより車内の温度が上がり、暑くて起きる。今日は随分と天気がいいなぁ~。こうなるとサクラは釣れない。もう帰ろうかと思いながらも、ちょっとだけやってみると釣れた。54cm大きくはないがいい体高のサクラだ。ダブルヒットに満足して早め帰宅。

6月 サクラマス 52cm 47cm
 段々と水位が下がり、大河川では流れが緩すぎて釣れる気がしない。しかし支流や上流域に行けば、それだけサクラマスの魚影は薄くなる。と言うことで今日は渓流河川へ。川幅は広くないが、まだまだ流れがあり、渓流のイワナ・ヤマメ釣りと言った感じである。しかしながらサクラマスの実績もある河川だ。中流域でラン&ガンをしているとヒット。引きの強さから大きくはないが、いつまでも暴れるスレンダーなサクラだとわかる。ネットインすると52cm、既に婚姻色が表れたサクラだ。次に上流域に移動し、ガンガンの岩場の渓流の流れを攻める。すると流れから魚がヒット。複雑な流れのため魚体が見えない。ゆっくりと寄せるとこれまたスレンダーなサクラだ。しかしこの上流域までよくも遥々遡上してきたものだ・・・感心させられる。渓流でサクラのダブルヒットは出来すぎ。

6月 サクラマス 64cm
 6月に入り随分と陽が長くなってきた。仕事が終わり夕方時間があったので、ドライブがてらちょっと行ってみる。準備をして川に降りた時にはもう19時近く、流石に暗くなりかけている。1ヵ所やって終了だな・・・全く釣る気がないので、手前の流芯の速い流れにキャスト。するとピックアップ寸前に後方の白泡の中から何かが追ってくる。そしていきなりヒット!喰ってきたのは、いい型のサクラだ!かなりびっくりして、もう慌てて水の中にじゃばじゃば入ってランディング。64cmいい型のサクラだ。写真を撮ろうとした頃にはもう暗くなっていた。

5月 サクラマス 60cm 51cm 60cm 56cm  
 5月も後半になり、各河川の中流域・上流域にもサクラが入っているハズだ。そうなるともっとも得意とするラン&ガンのテクニカルな釣りが威力を発揮する。
朝からポイントを移動しながら攻める。今年はサクラマスの遡上が少ないため、他のアングラーは早々に今年の釣りをギブアップしたようで、釣り人の姿はほとんどない。どこのポイントにも入れる。9時頃1本目60cmをかける。中々良いファイトをするサクラだ。その後ラン&ガンを続けて今後は51cmと小ぶりのサクラをゲット。
 お昼に一旦終了し、昼食後別の河川へ移動。今日は既に2本獲っているので、なるべく上流域の山と谷の綺麗な形相の流れを狙ってみる。1ヵ所目で60cmくらいのサクラがヒットしたが、早い流れの中、珍しく近くまで寄せながらもバラシてしまった。このあたりにもサクラが入っていることがわかり、テンションがあがる。次のポイントでまたヒット!今度も60cmくらいだ。強い流れから慎重に引き出しネットイン。今日3本目のサクラは60cm丁度。夕方、更に56cmを追加して、1日4本達成。しかも2河川で2本ずつ。
 サクラマス釣りは運もあるが、テクニックがそれ以上に物を言う釣りだ。しかしこのことを知っているアングラーはあまりいない。これで今シーズン32本目。

5月 サクラマス53cm  
 田植えが本格的となり、随分と水位も落ちてきたようだ。こうなるとサクラの付場も変化してくる。やや早めの流れのポイントを狙って53cmと小型のサクラマスをゲット。
 

5月 サクラマス65cm 70cm  
 今日は朝から雨模様で寒い。田んぼの濁りも相変わらずで、釣れる気がしない。こう言う時はほぼダメで、河川を見て気が乗らない状況だとサクラマスは釣れない。毎年何十本もサクラを獲っていると、釣りをする前からある程度の展開は読むことができる。他の人の釣り方を見てもこの人はサクラを釣る人、この人釣れない人・・・と言うのもわかってしまう。
 朝から狙っているが、全く反応が無い。雨でウェアが濡れてきて寒くなったので一旦終了。服を着替えて別の河川へ移動。途中食事をしながら昼寝し、雨が落ち着くのを待つ。お昼を過ぎてからやっと雨がやみ、少し明るくなってきた。準備をして河川に移動するといい感じ。ポイントの上流から釣り下って行くと直ぐにヒット!自動アワセが発動しフッキング。「でかい!」首振りの大きさとトルクの強さで大きいとわかる。ゆっくりと寄せて一発ネットイン。「でかい~」65cm!今年一番の大物だ。しかし先日の嫁さんの66cmには及ばなかった。ポイントを移動しながら釣りを続けているとまたヒット。「これもデカイぞ~!」首振りが終わると沖の流れの中で動かない!。「なるほど、これは70級だ」。70cmオーバーのサクラマスは、最初のローリングが終わると流芯の底に定位し、そこから離れようとしない傾向がある。こちらも長期戦に備える。ドラグを半回転緩め、ターボの走りに備える。そして一定のテンションをかけながらサクラの体力を奪っていく。少しずつ岸側に寄ってきたが、まだ暴れない!そろそろ勝負をかける。一気にリフトアップさせサクラを水面に浮かせる。「うわっ!でかい」、次の瞬間からターボの走りが永遠と続く、止めて寄せては走られの連続。一瞬のタイミングでサクラを上流にセットし、首振りをさせたと同時に水流により私のところまで流される。待ち構えていた”OKネット”で一発ネットイン。「でかい」何度もこの言葉が出てきてしまう。70cmジャストの大物であった。

5月 サクラマス52cm  
 県内各所で田植えが本格的に始まり、田んぼの濁りで河川が濁り始めてきた。こうなると中々釣りも難しくなるが、濁りの対策は既に出来ている。今日の濁りの具合は透明度20cmくらいだ。まだ大丈夫。濁りの中、秘技のテクニックを使い、攻めていると突然バイト!!自動アワセが入り「ヒット」。結構いい引きだがトルクは無い。直ぐに小型のいつまでも暴れまくるタイプだとわかる。沖の水面下でコントロールしながら、抵抗が治まるまで待つ。定位し始めたところで寄せに入る。そしてネットに入ったのは52cmの小型のサクラだった。

5月 サクラマス 59cm 60cm  
 今日は朝から雨で、次第に強くなる予報だ。小さな流れ込みからは既に濁った水が流れ込んでいる。これは早起きして釣りに出かけてきたのは失敗だったかな・・・と後悔しているとなんとサクラがヒット!59cmとまあまあだ。こんな条件の悪い日にラッキーだ。次第に雨が強くなり、もう帰ろうと最後の1投でまたヒット。今度は60cmといい体高のサクラだ。本当にこの釣りは何があるか分からない。

5月 サクラマス 60cm 59cm  
 朝一に60cmを獲り今日は余裕を持って釣りができる。陽が出てから2本目を獲り、群れが入っているためか各ポイントで反応がある。これはトリプルが狙えるか!と思っていたら午後からはどこも反応がなくなり、夕方までラン&ガンしたが何もなく終了。これだからサクラは難しい。

5月 サクラマス 66cm(嫁さん)  
 今日は来週開催されるマラソン大会の練習で、午前中15kmほど妻とマラソンコースを試走してきた。その後ゆっくり温泉に入り、体力も回復してきた。と言うことで午後からサクラ狙いに直行。嫁さんも同行しているのでポイントを先行させ、私はあとから着いてゆく感じ。何ヵ所かポイントを変えながら狙っていると、下流の嫁さんがなにやか変な動きをしている???良く見るとロッドがぐんにゃり曲がっている。「マジかよ!」近づいてサポートするとかなりの引きのようだ。しかしながらロッドを水面スレスレに倒し、魚体を水中に沈めサクラのジャンプを阻止している。5m位まで寄せたところで、やっとシルバーメタリックが見えた「デカイ!」。そのまま何度か走られたが上手くネットイン。なんと1本目の64cmを上回る66cmの体高のあるサクラだ。また今期最大を更新されてしまった。あっぱれです。

5月 サクラマス 61cm 57cm 
 山は緑色に色付き、徐々に山菜も出てきたようだ。今日は釣りをしながら山菜採りに出発。朝一は釣りをして、釣れなくなったら山に入るかーと言う計画。
取りあえず、適当なポイントでルアーをキャストするが反応は無い。陽も高くなり、そろそろ山菜採りに行こうかと思ったところでヒット。まずまずの魚体のようだ。慎重にネットインしたところ61cmのいいサクラだ!今日はこれで終了と山へ。丁度タラの芽がいい感じで出ている。大きなところを採っていき、3袋ほど採れた。車でお昼ご飯を食べて昼寝・・・起きたのは既に15時を過ぎている。もう帰ろうかと帰路着く途中に、川でもうひとキャスト。30分程移動しながら釣りをしていると、なんとまたヒット。今度は57cmのサクラだ。今夜は山の幸に川の幸とおいしくいただきます。

5月 サクラマス 32cm 
 5月になりそろそろ中流域のラン&ガンシーズンであるが、今年は遡上数が少ないためどうだろう。中流域にはあまり期待せずに、今日は北上の方で確実に1本獲ることに・・・しかしながら行ってみると、丁度代掻きが始まってしまった。上流の方は濁りが入り始め、茶色い川になっている。まだ下流域は問題ないが、水量が少なく流れがほとんどない・・・けど仕方がない。我慢しながら釣りをしているとヒット!「んっ?小さい」。取りあえず水中でギラギラしているので、ランディングネットで慎重に掬う。小さいなぁ~と思いながらも32cmあるので「1本ゲット」

4月 サクラマス 62cm 55cm 
 先日の雨により結構な増水となり、まだ川は濁りが取り切れていないようだ。水量もあり反応があるかどうか・・・
3時間程、ポイントを変え転々と釣りをやっているが、未だに反応は無い。陽は高くなり、一旦諦めてコンビニで朝食とあったかいコーヒーを調達し、ひと休み。
ダメ元でもう少しやってみるかと川へ戻る。意外と水位が落ちている?濁りも良くなったような?随分と天気も良くなった。お腹もいっぱいになったし、取りあえず釣りを再開する。すると数投してサクラがヒット!突然来たのでびっくりしたが、自動アワセが既に起動しており、フックはガッチリ食い込ませている。上がってきたのは62cmのサクラ。「やったー!」
そしてその数分後、またしてもヒット。こちらは55cmとややスリム。その後もう一本きたが首振りで外れてしまった。時合いなのか?その後は全く反応が無くなってしまった。

4月 サクラマス 58cm 63cm 
 今日は朝から活性が高いようだ。朝一に58cmを獲り、その後2回バイトがあったが乗せられなかった。ポイントを移動しながら探るとまた反応があり、今度はしっかりとフッキングさせ、63cmのいいサクラをゲット。お昼前までは各ポイントで何度かバイトがあったが、午後はパタリと反応が無くなってしまった。結局夕方まで転々とするが、無反応で終了。不思議だなぁ~なんでだろう。

4月 サクラマス 64cm(嫁さん)  
 珍しく嫁さんも同行してのサクラマス釣行。川は釣果がイマイチのためか釣り人の姿は少なく、どこにでも入れる。最初に入ったところから、嫁さんを先行させ釣り下る。20分程経って20m程下ったところで嫁さんにバイトあり。そして次のキャストで、今度はヒットさせる。近くまで行ってサポートするが、目の前でジャンプされ外れてしまった。55cmくらいのサクラであった。魚は入っているようなので、川原に上がり一息入れ、少し場所を休ませる。10分後、先ほどバラシたところから再開。私はもとの上流側へ戻り、釣りを再開しようとしたところ、なんと嫁さんのロッドが曲がっている。「マジかよ!」。中々いい引きしているようだ。少しずつ寄せては走られ、数回繰り返しながらサクラを上流側からネットに誘導して、一発でキャッチ、今期1本目。ネットのサクラを覗くとデカイ!64cm。私の今期記録62cmを超える大きさだ。マイリマシタ・・・

4月 サクラマス 60cm  
 4月に入り、秋田県のサクラマスが解禁となる。解禁日はそこそこ釣れたようだが、爆釣とまではいかないようだった。しかし遡上のタイミングが早かったようで、二ツ井や鷹ノ巣の中・上流域でも釣果があったとのこと。
 今回は1日半の釣行で、ポイント確認の意味も含めて下流域を中心に中流の二ツ井まで、各ポイントを探ってみた。初めての場所では、川原への道がわからず何度も行ったり来たり。効率の悪さもあって、集中した釣りが出来ていなかった。あるポイントで護岸を移動しながら、キャストしていると突然ロッドがひったくられる!!!。比較的流れが緩いため、ゆっくりと寄せて一発ネットイン。今期初の体高のある秋田美人。尻ヒレにはシーラスがついており、遡上して間もない個体のようだ。

3月 サクラマス 60cm  
 3月も後半になるが、県内河川からはあまりいい話しが聞こえてこない。4月の秋田が解禁となれば、またお世話になることになりそうだ。
遡上数の少ない県内だが、サクラマスの狙い方を駆使すれば、食ってくる。ただ川に向かってルアーをキャストしているだけでは、釣れないだろう・・・
でもそんな年の方が、試行錯誤した結果で成果に差がでるので楽しい。
今日はとりあえず1本。

3月 サクラマス 58cm 62cm  
 今日は朝ゆっくり起きて自宅を出発。午前中は何ヵ所かポイントを探るが全然反応が無い。昼はのんびりと昼寝をして夕方から釣り再開。晴天のためか雪代?の濁りが出てきた。これは厳しいかなぁ~と思いながら釣りをしていると、いきなりルアーがひったくられる!「マジかよ!」と思わず言葉が出る。自動アワセは既に起動しているため、慎重にやり取りし寄せたところ、銀ピカのサクラだ!慎重にネットインして58cm。今日は諦めていたので、ほんとにラッキーだ。再開後、更に濁りが強くなっていたので、これは厳しいと判断し、あまり使わない蛍光レッドのルアーに変えて1投目。ダウンからのU-EFFECTでまたヒット!!!「マジかよ!」信じられない。上がってきたのはシルバーメタリックだった。ネットインしたサクラは62cm。こんあ状況でなんで釣れるの?・・・今日もダブルヒットで、間違いなく今年の運は使い果たした。


3月 サクラマス 57cm 60cm  
 3月に入り山形県のサクラマス釣りも解禁となり、河川の選択肢が広がった。
朝一の時合いは全く反応が無く、陽が高く昇り、今日はダメか・・・と思い出した時だった。ダウンからの駆け上がりを通過した時、ルアーに違和感があった。ここはストラクチャが沈んでいて引っかかるんだよなーと思った時は、既にからだが自動アワセを入れていた。上がってきたのは、57cmのまずまずのサクラだ。
 その後、車で朝食をとり釣り場を転々とするが、風が出てきた。次第にかなりの強風となり、ミノーではほとんど横風で飛んで行かない状況だ。ルアーをスプーンに変更し、ラインスラッグが風の影響を受けないように頑張ってキャストしていると、下流のダウンクロスでヒット。水面は風波が凄く、魚の姿が見えない。手前まで寄せてリフトアップ。一発でネットインしたサクラは、丁度60cmのいい型だ。今日は条件がイマイチながらダブルゲット。まあまあの出来だ!

2月 サクラマス 51cm
 朝から釣りをするも雰囲気はいいのだが、反応が無い。車に戻り朝食のおにぎりを食べながら小休憩。時間はすでに10時を回っており、今日はもう釣れないかな~と思いながらも川原へ。適当なポイントに入りキャストをしていると、突然ルアーがひったくられた。しかしながらロッドは空回り。「なんだ今のは?」魚の反応ではあるが、足元のブロックを越えようとした時だった。少し上流に戻り、再度同じコースを攻めてみると1投目でヒット。やはりサクラだった。51cmと小さめだが嬉しい1本だ。

2月 サクラマス 61cm
 ランニング練習2日目、ではなく釣り2日目。今日も午前中だけやって走ろう!!!
平日は釣り人もポツリポツリなので、ポイントを移動しながら2時間くらい経ったとき、遠投したスプーンがひったくられる。同時に自動アワセが起動してヒット!結構いい引きだ。ゆくりと寄せるとシルバーメタリックが浮き上がってきた。デカイ?!ネットインして大きさを測ると61cm。なんか久し振りに60cmオーバーを見ると大きく見える。それから更に粘ってみるが全く反応なく終了。お昼からはランニングの練習で、10Kmほどペース走を実施。
 山形は雪が多く長距離の練習は厳しいが、こちらは道路には雪が無く、暑くもなく寒くもなくいい感じで練習が出来た。しかもサクラマスの釣果もあり。

2月 サクラマス 56cm 54cm
 今日も釣りがてら、ランニング練習が目的。なにせ月末にはフルマラソン42.195Kmの大会に出場予定だ。
まずは日が昇ってからゆっくり釣り開始。1時間ほどキャストしたところでヒット!流れがほとんどないため、ゆっくり寄せてネットインしたサクラは56cmのまあまあの型だ。その後、さらに1時間程キャストするとまたヒット。今度は54cmと少し小さ目のサクラをゲット!今年初のダブルヒットでもう満足。天気も良くランニング日和なので釣りは終了。休憩後、走る準備をしていざ出発。釣りラン~
 

2月 サクラマス 58cm 
日中は大体ランニング練習のため、釣りはせずに10km前後走っている。石巻近郊は雪が無く、日差しがあるため暖かい。冬のランニングの練習場所には良いところだ。
 この日も12km程走り、そのあと休憩していたら、もうすでに夕方4時を回ってしまった。既にサクラは2本獲っているので、気持ち的にも余裕がある。取りあえず、準備をして釣り場に出向く。コンクリート護岸をキャストしながら釣りどんどんと下って行く。しかし水位が低いためか?立ち位置が高くしっくりとこない。もう一段護岸のブロックを降りて、水際まで降りようかと移動した瞬間、コンクリートの表面で滑り、そのまま川に「ドボンッ!」やってしまった。なんとか水中から這い上がったが、ウエダーの中にも水が!身体とロッド、新品の”OKネット”は無事のようだ。びしょびしょでどうしようかと思ったが、もう少しだけ釣り継続。ずぶ濡れになりながら更に釣り下ると、沖の水面に微妙な変化があることに気が付いた。今までは気づかなかったが、恐らく水中になんらかのストラクチャーが沈んでいるのだろう。ここを狙って最後にしよう。時間は既に5時15分を回り、空には月と一番星が輝いている。上流に移動しアンサーをセット。60度の角度でダウンクロス。そこからポイントの前方45度の角度までリフティングを繰り返し、上空でU-EFFECTを入れてやる。「ここで食ってくるハズ!」と思った瞬間、アンサーがひったくられた。同時に身体が自動アワセに入る。首振りの感触からサクラだと確信するが、手前まで寄せても暗くて見えない。新品の”OKネット”をリリーサーから外し、大体の狙いを付けて一発ネットイン。「やった!」今回はアクシデントはあったが、しっかりと狙って獲ることができた。しかしこの”OKネット”はデカイ。適当に救ったけどうまくネットインできた。この大きさなら70cmのサクラマスでも余裕でネットに入るなぁ~。土手の車に戻った時には、もう既に真っ暗になっていた。

2月 サクラマス 57cm 
早朝、まだ暗いうちに自宅を出発しようと思ったが、なんと大雪。どうするかと悩んだが、隣は南国の仙台市なので、峠を安全運転で越えればあとは雪が無くなるハズ?!と出発。しかしながら峠を越えても雪雪雪で結局仙台まで雪道。ゆっくり休憩しながら石巻まで行くとなんとこちらも大雪ではないか!!!コンビニの店員に尋ねると久し振りにかなり積もったとのこと。追波川の堤防まで行き車を止めるが、数台の車しかいない。それもそのハズ。見える範囲一面が雪で、河原まで行くのも一苦労。スノーシューも持ってきていないので最悪な時に来てしまった。道の駅に戻り、休憩しゆっくりとコーヒタイム。TVを見ながらどうするか考えたが、来てしまったからには仕方がない。追波川の土手にへ戻り着替えをして、ラッセルしながら川原まで歩く~。到着した時には汗だくになっていた。天候も悪く冷たい粉雪が吹雪いてくる状況で、周りには釣り人はだれも居ない。失敗した~今日来るんじゃなかった~!しかしながら、このあと努力は報われる。
 折角来たのだからとだれも居ないポイントを独り占め。先頭から数投しながら釣り下り、そして数分もしないうちに「ヒット!」。沖の水面にギラリと光るシルバーメタリックが見えた。「マジかよ」信じられないこの状況に目を疑ったが、何度も水面近くでギラギラする。結構引くので慎重に時間を掛けながら寄せる。一発でネットインしたサクラは57cm。まずまずの体高のサクラだ。雪の上に横たえた”雪サクラ”に暫し見惚れる。追波川はサクラがいるんだなぁ~遡上の少ない赤川ではこんな条件でサクラが釣れるなんてほぼない。太平洋側の遡上量の多さに驚かされる。今期2本目、運がいいのか悪いのかわからないが、3回の釣行で2本の釣果は、取りあえず「サクラマスには愛されている」ようだ。

2月 サクラマス 55cm 
2月に入って2023サクラマスシーズン2回目の釣行。この時期は早く行って朝一に攻めたとしても、あまり釣果は期待できない。明るくなってからのんびりとお出かけ。現地に到着したのは日も高くなってから。現地は天気もまずまずで、土手には車が十数台程度あり。対岸にもまずまずの人出が見える。川に降りて、最近の情報を聞くとポツリポツリとではあるが上がっているとのこと。それではと釣りを開始するが、流れが弱くただただルアーを投げては引くだけで、直ぐに飽きてしまう。約30分くらいでポイントを移動しながら河口近くまで様子を見ながらやってみるが反応はなし。結構寒いのでお店でラーメンを食べては、車で休憩する時間が長くなる。もう夕方の17時近い、釣り人は誰も居なくなり薄暗くなってきた。そろそろ帰ろうかと移動しながらキャストをしていると、なにやらヒット。「ああ?なんだ?」マルタウグイかなにか外道でも掛ったと思った。引きはまあまあで首振りっぽい感じ?「いやいや違う違う」ラインがローリングで”カリカリ”と弾かれる感触もある。「そんな訳はない」。取りあえず慎重に寄せに入ると沖で白い腹が見えたような気がする「マルタウグイのスレも白い腹を出して浮かぶからな・・・」と外道だとばかり思っていた。そして近くに寄せて、姿を見てやろうとリフトアップ。”ギラリ”と光って現れたのは、なんとシルバーメタリック!!!「サクラだぁ~~~!!!」。突然、全力本気モード。ネットをリリーサーから抜きランディング体勢を取る。なんどかターボの走りをいなし、一発ネットイン!「マジかよ」。まるで夢を見ているようだ。この時期にサクラが釣れるなんて・・・昨年よりも早い1本目は、55cmの綺麗なサクラマスであった。 

1月 
2023シーズンが始まった。まだまだ早いと思いながらもオフシーズンはサクラタックルをほとんど小屋に仕舞いっ放しのため、半年も経つと何が必要だったのか忘れてしまう。しかも夏サクラ仕様のままで冬サクラ仕様に戻す必要もある。一応全てを車に詰め込んだものの多分忘れ物はあるだろうなぁ・・・まずは現場でウエアーを着て、ロッドを振ってみないことには・・・と言うことで北上へドライブ。高速で約2時間弱なので、ちょっとしたドライブ気分。途中、実弟の家もあるので、甥っ子の顔見に寄ってみるのもいい。
 9時頃現地に到着し驚いたのは、土手に車が1台もない!対岸の駐車場にもなさそうだ。これは解禁日を間違えたのかと思った。これは嫌な予感がする。少し様子見をするが、まずは行ってみよう!!久し振りの河川を前に「また始まるのかぁ~」となんか重いため息・・・準備してきたものに不足はないようだが、なんとウェダーから浸水していた。夏の間も暑い小屋に置いたままにしていたから劣化したのだろうか?穴は見当たらないようだけど1シーズンも使っていないのに(涙)。結局釣り人は誰にも会わずにポイント変更しながら3時間程して終了。
 帰り道の地元の釣具屋さんで情報を聞いたところ、追波で解禁日に1本上がったらしいが、その後は釣れた情報は入っていないとの事。確か昨年は解禁日に5本程度で、その後もポツリポツリと釣れていた。今年はまだ先なのだろうか?釣れていないから釣り人が居ないのか~。