2022 Season

7月 サクラマス 57cm 
まだ暗い内からクワガタ採取に出かける。今日はノコギリクワガタのいいオスをゲット。クワガタのメスはいつもいるのだが、オスは中々いない。
ひと通り見て回り、時間があるのでロッドを出してみる。狙いはもちらん夏サクラだ。渇水で釣れる気がしないが、曇り空のため日差しがない分可能性はある。4か所目のポイントはベストシーズンであれば、ガンガン流れの激流でルアーは通せない場所であるが、今日は渇水によりいい感じに流れている。川の中に入ってみると足が川底につく。「へぇぇぇ~意外と浅いんだ・・・」と思いながら、初めて立ち込むところからダウンクロスでキャスト。いつものようにDeepDiveで潜行させ、流れの流芯でトィッチング!直ぐに定位させ食わせる間を与える。次の瞬間ロッドがひったくられる。「キター」と思った時には、私のサクラマス奥義”自動アワセ”が既に入っており、ガッチリフッキングしていた。あとはロッドワークでサクラの攻撃をかわしてネットイン。57cm綺麗な婚姻色が出ている夏サクラだ。この真夏の渇水の中、よく食ってきたなぁ~35本目!今シーズン最後となる銀鱗の女王に暫し見惚れる。その後、婚姻色の写真を撮り流れに帰ってもらった。
 今シーズン獲ったサクラマスは35本。本数としては平年並みだが、今年は最大70cmの雄サクラを筆頭に65cm前後のサイズが多かった。日本海側の不漁のシーズンにしては、まずまず釣果と言っていいだろう。

7月 サクラマス 53cm 52cm 52cm
どこの河川もすっかり渇水となり、日中の気温は30℃以上にもなる。もはや真夏と言ってもいいくらいだ。サクラマスを狙うアングラーは、もはや誰も居ない。私も釣り半分、クワガタ採取半分の気楽な気分で出かける。この時期の夏マスを掛けるテクニックは、非常に難しく”吹雪の真冬の低水温サクラ”、”雪代の増水濁りのサクラ”の中でも、最も難しいテクニックが必要になる。しかしながら若い頃から渓流のルアーマンだった私は、夏の源流域で数々のイワナやヤマメを獲っていた経験から、夏マスに口を使わせるテクニックは既に解明できている。
 今日は朝から曇り空、川の水は少ないがポイントによっては条件的には悪くない。朝一から夏マスを狙い、流れの速い砂地の瀬から1本目53cmを引きづり出した。2本目は大石からの流れの落ち込みのポイント。そこからの流れ出し頭で52cmをゲット。陽が高く昇ってからは、ストラクチャーが多く、流れの速いポイントから今日3本目、52cmの夏マスを叩き出した。小型ながら夏マスをトリプルゲット!遡上の少ない年でもその時期や河川の状況に合わせた”サクラマスの狙い方”をすれば、獲るのはそんなに難しくない魚である。


7月 サクラマス 60cm 60cm
7月になると河川の水位は下がり、渇水の時期となる。サクラマスは河川の何処かには潜んでいるのだろうが、そう簡単には食ってこない。チャンスは雨による水位変化だ。
 この日の天気予報は雨で前日からシトシト降り続き、雨雲が厚いのか?時間になっても中々明るくならない。やや薄明るくなってから仕度をして雨の中、川へ行ってみる。全体的に薄暗く、なんか変な雰囲気だなぁ~と思いながら。こんな時は見せる釣りをしようかとスプーンに少し明るめのカラーをセットしダウンクロスで探る。。。3投目、対岸下流の石が点在するポイントの上を通過中にサクラがヒット。しっかりとフッキングさせ、ロッドワークで首振り攻撃を回避し、岸まで引っ張っていきネットイン。薄っすらと婚姻色を纏ったサクラは60cmときれいな魚体だ。依然としてあたりは薄暗くおかしな空模様だ。嵐でも来るのだろうか?サクラをリリースしラインシステムを交換してあと少しだけ。そして再開1投目。先程のコースよりも1m下をトレース。すると点在石が過ぎたところで、またもやヒット!!!これもサクラだ。結構強い引きだー何度も走られた後、なんとかネットイン。サクラを見ると少し鼻曲りか?引きが強かったから雄なのかもしれない。ゆっくり眺めていたかったが、遠くで雷の音がする。やはり長居は無用だ。写真をパチリしたあと流れに帰ってもらった。今日は今期30本目、31本目のサクラをダブルゲット。不思議な朝のひとときだった・・・

6月 サクラマス 64cm 44cm 64cm
先日降った雨で各河川とも増水し濁りが入ったが、昨日くらいからやっと落ち着き始めた。この増水によりサクラは上流を目指して動いてハズだ。今日の攻め方は粘らずフレッシュなポイントを次々とラン&ガンして行く。最初の河川は増水の影響がまだ残っており、薄緑色の状況だった。ここは夕方にしようと別河川へ移動。こちらはクリアー過ぎるほど澄んでいる。5ヶ所目のポイントで60cm弱のサクラが目の前でバイト。だが、首振り一発で外れてしまった。フックを確認して沖のリフルから再度キャストして強い流れを通過した瞬間、またバイト!今度はしっかりと乗った。下流の下られて苦戦したが、64cmのいい体高のサクラをゲット。転々とポイントを移動しながら休まずに攻めていると今度は小型の魚が食ってきた。水中で赤い婚姻色が目立ったので、初めはニジマスかと思ってやりとりしていたが、44cmの婚姻色が綺麗なサクラマスであった。午後もサクラのバイトがある。5~6ヵ所に1回くらいの割合で魚からの反応があった。やはり今日は活性がいいようだ。夕方河川を移動して、朝に濁っていた河川へ行ってみと完全に回復している。瀬を釣り下ると浅くなる駆け上がりのポイントでヒット。かなりの引きで苦戦したが、ギリギリネットイン。収まったと同時にフックが外れた。危ない~今日3本目、64cmを獲った。その後も攻めまくったがタイムアウト。今日は数バイトで3本ゲット。やはり読み通り増水によりサクラが動いていた。


6月 サクラマス 57cm
今日は綺麗な渓流の流れの中でサクラを狙ってみる。遡上数の少ない年は、川の上流域に行くに従って群れはばらけるため、サクラと遭遇する確率は低いと思っている。しかしながらポイント2ヶ所目でいきなりヒット。最初は大イワナかと思ったが、流れから現れたのはなんとサクラマス。57cmと今年のサイズの中では少し小さめだが、渓流の中で銀鱗の女王と出会えただけでも満足。

6月 サクラマス 70cm
朝から中流河川をラン&ガンするが反応がない。朝の時間帯が過ぎて、朝食のサンドイッチとコーヒーでひと休み。。。6月に入り随分と水位が落ちてきたが、「以前、秋田のサクラマス解禁は6月だったなぁー水量が減ってもサクラは入っている。中々食ってこないだけなんだ!」と過去を思い返しながら、休憩後釣りを再開する。流れの強い深瀬を探っていた時だった。ルアーがダウンから回収体制に入ったあたりで水中になにやら魚のような影が走った。一瞬のことで良く見えなかったが、もしかしたら・・・と思いその流れを粘る。しかし10投程キャストしても何の反応もない。「あれは気のせいだったのだろうか???」そろそろポイントを移動しようかと思った頃、急にロッドが水中に引き込まれる。突然の事にびっくりしたが、身体は既に自動アワセを入れていた。首振りをしながらもとんでもない勢いで突っ走る。そして、中々深瀬の流れの中から出て来ないため、何がヒットしているのか見えない。あまりにも引きが強いため、こちらも本気モードに突入する。数分のやりとりの後に深瀬から引き離すことに成功。「サクラだ!」銀鱗の姿をやっと確認できた。徐々に間合いを詰めて、最後のターボの走りを何度か食止め、なんとかネットイン。「デカイ!」しかも鼻曲りの雄だ。浅瀬に移動して大きさを測ると70cm。「はあああ~」素晴らしい魚体にため息をつきながら暫し見入る。これはシーズン終盤の最後に遡上してくる雄の殿(しんがり)サクラだ。この殿が遡上するとそのシーズンのサクラマスの遡上は、ほぼほぼ終わりで、あとは残った居付きサクラと稚アユを追う40cm前後の小サクラとなる。
今年のサクラはみんなデカイが、この雄サクラは別格だ!薄っすらと婚姻色を纏った70雄ザクラに敬意を表し、ゆっくりと流れに帰って頂いた。

6月 サクラマス 64cm
今日は1日時間があるため上流、中流域から下流域までいろいろなポイントを探ってみることにした。朝からヤマメかイワナのような反応はあるが乗ってこない。もしかして二ゴイがいたずらしているのだろうか。川幅のあるところでルアーをフルキャスト。着水後ラインスラッグをとった直後にいきなり食ってきた。同時に自動アワセが入ってヒット。ロッドに伝わる重量感と首振りでサクラだとわかる。ヒット後、速い流れに押されて、沖の下流まで流れている。ここで焦ってはいけない。下られると追いかけて下るアングラーがいるが、サクラに下られてもポジションはステイが基本。ロッドワークでサクラの首振りを止めてサクラの体勢を落ち着かせる。そうするとサクラは自分で上流に上がってくるのだ。この習性を知らないとどうしてもバラシが多くなる。正面を通過し更に上流に上っていく。そこからじわじわと寄せに入る。今度はポジションをサクラの下流の取り、一瞬リフトアップさせサクラの向きを変えてやる。流れに押されてサクラは自分からネットに入ってきた。64cmこれもいいサクラだ。今年のサクラは本当にデカイのばかりだ。その後、転々と河川を渡り歩いたが、今日はこの1本で終了。

6月 サクラマス 67cm
午後からゆっくりと出撃。天気が良く気温も上がり、サクラは食ってこないだろうと思っていたが・・・
数か所回っているとなんとなく雰囲気がありありの場所に出くわした。サクラは時期や川の水位の変化によって、居付く場所が変わってくる。この日のこの条件ならここにサクラマスが付いていて、キャスト後トレースコースとレンジを合わせれば、どこで食ってくるか!これまで数えきれない程のサクラを獲ってきている経験から直ぐにわかる。
 ラインをチェックしラインシステムを交換する。背中の予備のルアーBOXから通常は使わないスーパーエース級のルアーを取り出す。フックを全て交換し、攻撃態勢に入る。1投目、ややダウン沖に着水させレンジに入れる。ルアーの姿勢を起こすためリフトを入れて、リーリングに入る。狙ったコースを流しU-Effectからダウンクロスに入ったところで、DeepDive-Twichtを繰り出す。その直後ルアーがひったくられる。狙い通りのバイトに「よっしゃー」と叫ぶ。しかしここからが想定外だった。サクラはとんでもない勢いで首振りをしながらラインを出していく。そして対岸下流でジャンプ!「デカイ!」。こちらも本気モードに入り、ロッドワークでサクラの攻撃をかわす。結構なやり取りをした後にやっと寄ってきた。ここから何度かターボの走りで逃げ切ろうとしたが、そこは想定済みで既にドラグを緩めてサミングで対応している。最後に一発でランディングし仕留めた。「私の勝ち」。ネットに収まったのは67cmの体側に擦り傷を負った猛者サクラだった。海かどこかで網を括り抜けてきたのか、アザラシなどの敵に襲われたのか、その中でここまで生き延びてきたのだろう。最強のファイターに敬意を表し撮影後、流れに帰ってもらった。

6月 サクラマス 60cm
もう6月に入り水位も下がり始めてきた。今シーズンのサクラは、あとひと月もしないうちに終わりかな~。
 今日はのんびりと山菜採りをしながらの釣行。釣りの合間にちょっと山に入って何か出ていないか散策する。適当にポイントを移動してルアーをキャストすると突然サクラがヒット!こんなところで食ってくるの???って感じのところだ。この不漁の年と言うのに60cmの綺麗なサクラだ。
俺サクラに愛されているかも・・・

5月 サクラマス 60cm 54cm 
今日は中流河川をラン&ガン。今年は遡上が少ないだけにサクラと出会う確率は下がるが、緑の山々に囲まれた流れの中で釣りをするだけでも満足。大岩の沈むポイントに差し掛かり、岩を通過してダウンで岸よりに近づいた時、いきなりルアーがひったくられた。流れの中のやり取りを慎重行い、ゆっくりとサクラを上流に向かって泳がせる。立ち位置を下流に取りサクラを浮かせてネットイン。これが流れの中でサクラマスを正確にランディングするセオリーだ。今期20本目のサクラの写真を撮ってリリース。ラインシステムを交換し少し休憩をとる。30分後、再度大石のポイントを探ってみる。全く同じ流れでまたヒット!次は54cmのやや小柄なサクラだった。21本目!この不漁の年の中、今年はもう十分獲ったぁ~。

5月 サクラマス 64cm 64cm 
朝一から攻めるが反応が無い。ポイントを移動しながら手を変え品を変えてやってみるがダメ。一旦釣りを止めてあがる。コンビニで弁当とホットコーヒーを買い、のんびりとテレビを見ながら休息を取る。2時間程休み、陽も高くなり暖かくなったところで、釣り場に出発し後半戦開始。ポイントを移動しながらキャストを続け、ルアーが風に乗って随分と距離が出た時だ。着水後、ダウンで見せながらアクションをかけると突然ルアーがひったくられた。自動アワセが入りヒット「キター!」気が付いた時にはがっちりフッキングしている。この無条件反射の自動アワセの発動には、いつもびっくりさせられる。結構いい引きしている。64cm中々のサクラだ・・・午後からもう1本追加、こちらもデカイ同じく64cmのダブル。今年のサクラマスは型がいいな・・・。


5月 サクラマス 60cm 61cm 64cm 68cm 
  代掻きが始まったのか?結構な濁りが入っている。他のアングラーなら半ば諦めるくらいの濁り状況だ。取りあえず来たからにはやってみるか。濁りの中でサクラマスをかけるテクニックは既に解明できている。周りを見る限り釣り人の姿は見えない。ポイントを移動しながら濁り中を攻める。釣り開始1時間程したとこでヒット!60cm中々体高のあるいいサクラだ!。朝食のおにぎりを食べながら少し休憩する。今日は条件の悪い中1本が出たので余裕だ~。休憩後、再開直後に2本目がヒット。これもデカイ61cm。その後少しポイントを移動して釣りをしていると、同行している妻が怪しい動きをしている。よく見るとサクラを掛けているようだ。これもデカイそうだ。苦労しながらもネットインし64cmといいサクラだ。今日はまだ終わらない最後に私が今期最大の68cmのサクラをゲット。この条件の悪い中「なんて日だ~!!


5月 サクラマス 63cm 57cm
  今日も秋田米代川遠征。今年は雨が多く水位の上下が何度か繰り返された。できるだけ水位が下がり傾向のタイミングで釣行を狙いたいが、仕事もあるためそう上手くタイミングは合わない。そんな時はその水位がベストなポイントを探りながら攻めていく。これもサクラマス釣りの重要なセオリーである。
 この日は、水位が下がり傾向で朝からベストなポイントを攻めていく。1ヵ所目からサクラのバイトがあり、2回、3回と反応がある。しかしながら乗せきれないまま・・・全く反応がなくなってしまった。朝の時間を諦め、コンビニで早めの昼食とお昼寝タイム。午後になると日差しが眩しいくらいで、今日は厳しいかぁ~と思いながら何ヵ所か回る。帰りの時間もあるため、ここが最後かと思うポイントでしばらく粘ってみる。ピーカンの中そろそろ終了かと思っていたその時、突然自動アワセが入った。次の瞬間ロッドが絞り込まれる。「凄い引きだ!!」首振りとダッシュの繰り返しで、何度もロッドが持って行かれ、ドラグがガリガリと鳴る。ちょっとビビりながらもサクラをいなし寄せる。タイミングを見てネットイン。デカイ63cmの体高のある丸々と太った米代川サクラだ。ポイントを移動してもう1本。今期不漁と言われる米代川だが、どれだけのサクラマスが遡上しているのだろうか。この川にはいつも驚かされる。

5月 サクラマス 51cm 53cm
  今週もサクラマスの居ない山形に見切りをつけて秋田へ。辺りが薄明るくなる頃ポイントへ移動し釣りを開始。まだ水中は暗いだろうと思い、アンサーKYRの蛍光オレンジを投入する。すると3投ほどキャストした時に何かがヒット。あまり大きくはないがサクラの首振りが伝わってくる。慎重に寄せて浮いてきたのはやはりサクラだった。今年のサクラは大型が多いのだが、51cmとちょっと小さいなぁ~。小サクラちゃんはリリース。幸先はいいぞと2本目を狙うが、その後の反応はなかった。ポイントを転々と移動して攻めたがどこもダメ、更に午後から風が出てきて、強風になってきた。波が立ち条件も悪くなってきたので、今日はもう釣れないかな・・・と思いながらも、バイブレーションで逆風の中、距離を出す。風が一瞬弱くなるタイミングを見計らって、キャストを繰り返し、これまで以上にいい感じで飛び、着水からU-EFFECTを描きダウンクロスになった時だ。身体が勝手に自動アワセに入った。次の瞬間ヒット!やった!この無条件反射のアワセには自分でも驚かされる。2本目も小さ目の53cmだったが、条件が良くない状況でなんとか食わせることができた。

5月 サクラマス 64cm
 今期2回目の米代川釣行で今回は嫁さんも同行。今年も早いのもので5月に入った~北の大地の遅咲の桜も散り始めている。
もう陽も高くなってまったりモードになる。嫁さんと並んで「釣れないなー」と言いながらキャストをしていると、隣のロッドにいきなりヒット。今期初ヒットだ。流れが緩いため下られることなく寄って来るて、水中からシルバーメタリックが現れる。「サクラだ!でかい」。そこからサクラが暴れ出す。嫁さんもサクラは数えきれないほど獲っているので、ロッドワークは流石だ。魚体を水面に出さないようにコントロールしながら寄せてネットイン。64cmいい型のサクラだ。「あっぱれ」

4月  サクラマス 56cm
 4月の半ばも過ぎて、そろそろ米代川に行かねければ・・・
4月1日の解禁から20日も経過してからの初釣行はこれまでに無いほどゆっくりだ。今年の日本海側は米代川でさえもサクラマスが薄く、厳しい状況と聞く。現地は釣り人の姿は少なく、どこのポイントへも入れる。平日でもこんなに釣り人が少ない米代川は見たことが無い。水位・水色はベストの条件だが、初日は1日やっても全く反応なし。2日目も朝の時合いに反応はなく陽が高くなり、今日も暑さが厳しいくらいの陽気となった。今年の米代川はダメか~と思った時間帯に突然のバイト。身体が勝手に自動あわせに入りヒット!フルキャストの沖でのヒットだった。足場が悪く、なんどか体制を崩しながらもネットイン。56cm、大きくはないが今期初の秋田美人だ。2日間、朝から晩まで25時間ロッドを振り続けた。薄いサクラに遭遇した時に確実に食わせるため、トイッチングとジャーキングの総攻撃を25時間 繰り出して、やっと1バイト・・・流石に疲れた。肩は上がらず、指の肉は裂け、指紋は擦れて無くなった。ここまでやらないと今年の米代川サクラは釣れないのか?!となるとやはり今年の日本海側河川は厳しいなぁ・・・

4月  サクラマス 61cm 58cm 67cm
 4月に入っても赤川の調子はイマイチ。大本流は雪代の大増水でベストシーズンは釣りにならないだろう。秋田も解禁となったが、雪代の高水位で釣果はあるものの、厳しい釣りが続いているとの事。期初で仕事も忙しく、米代川まで行く体力が無い・・・ゆっくり起床しまずは庭の畑の手入れ、山ウドの芽を観察して、キウイのツタの棒を補強する。朝食を取ってから追波川へのんびり出発。
 釣れているかどうかわからなかったので、まずは国交省側へ土手を進んだところ堤防には数100mの車の列!止めるところが無いくらい。平日なのにポイントも凄い人出だ。釣り人に状況を聞くと朝から釣れているとのこと。みなさん足元にサクラマスが繋がれている。この光景にもびっくり!見るかぎり全員釣れている。何本釣れたかわからない程。先行者にお断りして隣に入れてもらい、キャストしたところ10分くらいで釣れた。61cmの太いサクラだ。これが”追波祭り”か~話には聞くが初めて遭遇した。午後になってからは流石に祭りは一段落。車に戻りコンビニコーヒでひと休み・・・夕方になってポイントを変えて2匹目のドジョウを狙いに・・・恐らく有名ポイントは朝から叩かれまくっているためサクラは食ってこない。人が狙わないような竿抜けポイントを狙っていく。たまたま追い風が吹き、着水が見えないくらいルアーがぶっ飛んだ。リーリンク開始と同時にヒット。追波川は流れが弱いので簡単に寄って来る。やった!58cm体高のあるいい型のサクラだ。次もフルキャストしてぶっ飛んだところバイトがあった。もしかしてサクラは両岸からルアーが届かないような沖に居るのだろうか???タックルを変更し重めのルアーで腕力と背筋でフルキャスト!!80~90mくらい飛んだ。そしてリーリングを開始したところまたまたバイト。今度はうまくフッキングしてヒット。デカイ67cm。今日3本目をゲット。追波川のポテンシャルは素晴らしい。今年全体で200本は超えているとのこと、今日だけでも100本は釣れているのではないか?これで年間遊漁券が3000円だから驚きだ。

4月  サクラマス 60cm

 今年の赤川や大本流の遡上はかなり少ないようだ。本来であれば、20日の春分の日前後はサクラの遡上がピークになる。釣り人は朝一だけやって帰る人が多く、陽が高くなる前に釣り場は静かになってしまう。厳しい状況ながら、釣り人がいない分どこにでも入れる。陽が高くなり、段々と釣れる気がしなくなった時、フルキャストしたルアーに何かがヒット。意外と簡単に寄って来るので、半信半疑でやり取りしていると、水面から「ギラリ!」「サクラだ!」一気に本気モードになり、最後の抵抗をロッドワークでかわしながらネットイン。60cmまあまあの型だ。

3月 サクラマス 54cm

 3月も後半になるが、赤川は解禁日から20日を過ぎても釣果情報は聞こえない。山形県のサクラマスの遡上は過去最悪の状況のようだ。一方、太平洋側は例年並みの釣果が聞こえる。ただし、現場のアングラーからは、2021年に比べると随分と少ないとのこと。
 今日は雨による濁りか?ゴミも流れてくる。田んぼに水を引き始めたのだろうか・・・年の初に田んぼの水路に水を入れると、稲穂などのゴミが流れてくる。普通この状態は釣れない!!!だめかと思いながら釣りを開始すると、なんとサクラがヒット。54cmとやや小型ながら、この状況で食ってくるとは・・・

3月 サクラマス 62cm

 今日は朝から雨模様で活性が低そうだ。ウエダーを履いて着替えるまでに服が濡れてしまう。釣り人の活性も間違いなく低い。折角、釣り場に来たのだからと急いで着替える。シトシトと雨が降る中で釣りを開始。1順目、ミノーでアクションをかけながら攻めるが反応なし。活性の低い時はスプーンのデッドスローかな・・・「あれっ!」前回と全く同じ状況だ。アンサーKYR18gをセットしてゆっくりとルアーをトレースする。ダウンクロスで完全に逆引きになった瞬間ヒット!!!。「いい引きだ」サクラを水面下でコントロールし、1度も水面に出すこともなくネットイン。このサクラも太い。62cm今期4本目。不漁の年の割には、いいスタートダッシュができた。

3月 サクラマス 60cm

 昨夜からの吹雪で一面真っ白となった。春はまだ先のようだ。雪を掻き分けてポイントに移動し釣り開始。反応は全くなく、やはり水温が低いため活性が悪いのか???天候もどんよりとしている。せめて陽射しがでれば魚も動くと思うのだが・・・こんな時は、アンサーのデッドスローが良い。KYR18gをセットしてもう一度上流側から攻め下る。手前の駆け上がり付近にルアーが来た時、抑え込まれる様な反応があった。駆け上がりに引っかかったか?と思った瞬間と同時に身体が自動アワセを入れていた。「えええっ!」と思った時には既にロッドが絞り込まれてる。上がってきたのは60cmの丸々と太ったサクラであった。早くも今期3本目。この無条件反射は今年も健在のようだ。

3月 山形県のサクラマス釣り解禁

 3月1日、山形県のサクラマス釣りシーズンが始まった。現場の釣り人からの話しと友人からの情報だと赤川は全滅!!!。私は午前中大本流を狙ったが、サクラからの反応は全くなし。夕方前から赤川でやってみたが、こちらもサクラからの反応はなかった。
 大本流は予想以上に雪が多く、釣り場まで行くために、まずは駐車場確保のため雪掻きから。家での雪掻きは慣れてはいるが「ここで雪掻きかよ!」って愚痴がでる。釣り場まではスノーシューの出番で、これは楽しい~。周りの釣り人からの話しでは「サクラはあまり居ないようだ」との声が大半。また刺し網漁師と話した方は、網にも入っていないとのこと。一方、赤川はもっとショッキングだった。釣り場の方々の話しでは「朝から釣れた情報は聞いていない」とのこと。三段、橋下、河口と話しを聞いてきたが、皆さん同じ答え。「えっ!赤川解禁日ゼロ」、思わず「マジかよ~」と叫んでしまった。”赤川解禁日ゼロ”と言うフレーズは初めて聞いた。大山川からの濁りが多少あるが、水色はクリアーで河口もしっかり開いる。条件はベストだ!。九頭龍川の状況から日本海側の不漁は覚悟していたが、この予想を遥かに下回る状況だった。ん~今年も秋田まで通わないとダメかな・・・

2月 サクラマス 56cm

 先日、今シーズン2本目のサクラマス56cmをゲット!
1本目に比べると小ぶりではあるが、55以上であれば、レギュラーサイズと言っていいだろう。2月で2本獲れればもう十分。余裕をもって3月からの山形解禁。4月からの秋田解禁を迎えられる。さて、今年もまずまずの遡上数の追波に対して、日本海側の各河川はどうなんだろうか。。。九頭龍川は、越前Fさんの情報によると2月全体で確認されたサクラは2本。昨年もそんな感じだったような気がする。あまり期待せずに、雪代による大増水が始まる前になんとか1本くらいは獲りたいところだ。

2月 サクラマス 65cm

 非常に寒い朝で、トイレに行ったら寒くて震えが止まらない。これでは釣りに出ても魚の活性は低いだろうと、まずはのんびりと朝食。
 その後、少し陽が差すようになってから釣り場に移動。前夜からの雪と寒さのためか、釣り人はまばらだ。入ったポイントには誰もおらず、岸は氷が張っている。
「どうせ釣れないだろう」とラインシステムも交換することなく釣り開始。すると3投目に何かがヒット「えっ?」外道のウグイか川カレイでも食ってきたのか?首を振っている感じもするが・・・まさかそんなハズはない。流れがほとんどないため比較的簡単に寄って来る。バレる前に姿を見てやろうかとリフトアップ。なんと水面から現れたのは”シルバーメタリック”だ。一気に本気モード全開。相手も気づきドラグを鳴らして突っ走る。何度も何度もロッドワークで走りを止め、一度も水面に出すことなく一発ネットイン。「デカイ!」ネットの中のサクラを見てびっくり。体長と体高の比率がアンバランスで、まるでヘラブナのような体型だ。お尻にシーラスがついているところを見ると海から一気に遡上してきたのだろう。この寒さの中、食ってくるとは本当に驚きだ。追波釣行2回目での釣果は、運が良かった~取りあえず今期1本目。太平洋側のサクラの遡上は、今年も悪くないようだ。

1月 2022サクラマスシーズン開幕

 今シーズンのサクラマス初釣行に行ってきた。腕慣らしと道具のチェックが目的だ。
追波は解禁日初日から好調のようで、釣具屋さんの情報だと、昨日の解禁日初日からいきなり5本以上サクラマスが釣れたとのこと。今年も太平洋側は、出だしから好調のようだ。こうなるとここ数年の心配が・・・日本海側。2月1日解禁の九頭龍の釣果状況で、富山、新潟、山形、秋田の日本海側の今年の状況が読めてくる。さて、暖かい黒潮の影響がどうなのか・・・
 現場は、平日ということもあって、人は少なくポツリポツリ。それでも見渡せる範囲で15名くらいはいた。釣り場について早速トラブルが!なんとネオプレンウエダーがない!薄い方のナイロンウエダーが、車にあったので、奥にネオプレンもあると思っていたー。とりあえず、着込んでホッカイロべたべた貼ってナイロンで・・・
最近の情報を聞くと、解禁日から上がっている。昨年と同じようなスタートと言うことだ。今日もライズが見られたので、サクラは入っているとのこと。
気合入れて始めるが、流れが弱く「ん~」って感じ。しかも根ががりが多く、ルアーを2個もロスト。エース級のルアーはもったいないので、偵察ルアーを使おうとルアーボックスを探すも無い!スイベルも残り少ない。ということでポイントを転々として、今期初のウオーミングアップは終了。まだまだ1月、出会うのはもう少し後かな。