サクラマスの釣り方2-鼻先にどのくらい定位させられるか-

サクラマスターゲット

 餌を喰わない、ルアーを追わないサクラマスに対して、どうやって口を使わせるか。それがリアアクションバイトを誘う方法である。本能でもあるこの反射喰いは、自分の意志とは無関係に反射的に起こす動きで、様々な動物にもみられる。しかしルアーを追わないサクラに対して、どのようにしてリアクションバイトを誘うか。そのポイントは距離と時間にある。距離とはサクラとルアーの距離。時間とはサクラの鼻先にどのくらいの時間ルアーを定位させられるかだ。川に立ったとき今日のサクラはあそことあそこ、あっちにも・・・とピンポイントでサクラの定位している場所が推定できるだろうか。私の場合どの川でもどのポイントでも初めて行く河川でも、その日の気象、天候、水色、水温、前日差、水流、遡上量等あらゆる条件からピンポイントでサクラマスがどこに付いているかわかる。それによってサクラの鼻先にルアーを通すことができる。通すと言うよりは、そこでルアーを出来るだけ定位させる。できればルアーを止める。さてそれを可能にするにはどうしたら良いのか・・・時間なのでまた次回。

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