サクラマス用リールとは?

サクラマス

 サクラマスを狙うタックルの重要度の順位は?
①ロッド②フック③ライン。その次くらいにリールだ。ルアーも当然重要ではあるが、狙うポイントの状況によって変わってくるので、ここでは除いた。リールの重要度はあまり高くないのだ。リールはロッドとのバランスが良くて、ベールとラインとのトラブルがなければ、なんでもいいと言っても良い。私が近年使っているリールは、SHIMANOのレアニウムCl4+4000XGで随分前のリールである。これまで4台購入したが、そろそろ寿命かな~と思っている。値段的には定価で36,000円くらいで、購入価格は26,000円くらいだったかな?。釣りをしない人からみると決して安くはないが、手頃なリールだと思う。過去にステラやツインパワーなども使っていたが、近年のリールではドラグ性能などは全く変わらない。リールに要求されるのは、なんと言っても軽さだ。トィッチング時のロッドとの振り感覚から、重量は250g以下であって欲しい。また、巻き取りのスムーズさは、ボールベアリングが6個も装備されていれば十分。なので2~3万円台のリールで問題なし。一番重要なのは、シーズンを通して過酷なサクラを狙う時に、「リールは使い捨てだ」と思えるかどうかだ。風が舞う日に砂埃や黄砂、花粉でリールは埃まみれになる。藪漕ぎの際に木や石と擦れて傷が付く。サクラとのファイト時にジャンプを阻止するためにロッドからリール、腕まで全て水中に突っ込んで、水の中でリーリングのやり取りをする。ついでだが、サクラとタックルの写真撮影の際にうかり水中の砂やゴミがリール内部に入ってしまう。年間30本前後のサクラを獲っているといろんなことが起きる。リールが勿体ないからと言って、取り扱いを気にしていたらサクラは釣れない。使い捨てで2~3万円台のリールは、随分と高いと思うが、7~8万もするステラなど、現場では使ってられない。高額リールを使っているアングラーは、まんまとメーカー戦略に釣られている。私もミレニアムステラ4000を持っているが、今では家の釣棚で骨董品となっている。以前は「高いリールを使えば、サクラは釣れる」と思っていたが、逆で「高いリールはでは、サクラは釣れず、自分が釣られていた」のだ・・・
 レアニウムCl4+4000XGは、もう随分前に販売終了しているので、次に買うとしたらSHIMANOのヴァンフォード 4000XGを購入する予定。ヴァンキュッシではない。ネットみると26,000円前後で販売されていた。スペックを見ても十分サクラマス用のリールと言っていいだろう。

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