2024シーズン開幕まであと2週間

サクラマス

 早いものでまたサクラマスシーズンが始まってしまう。今年の遡上数はどうなのだろう。遡上の目安になるのが、昨年のハタハタの水揚げ量だ。残念ながら昨年は記録的な不漁ということで、結局県内への接岸はなかった。秋田でも男鹿半島よりも北の沿岸がほとんどだった。私の持論だが、近年日本海側の黒潮は男鹿半島まで水温の高い状態で流れ半島にぶつかり蛇行する。低水温を好む魚は男鹿半島より、中々南下できずにいるのではないか・・・以前サクラマスは九頭竜など北陸まで多くの群れの南下があった。新潟の荒川のサクラマスが初めて解禁となった年は、大いに盛り上がった。それが近年では、サクラマスの南下限界点が段々と北上していると思う。数年前は山形沖から秋田県南、そして男鹿半島と、どんどんと北上しており、今や米代川辺りが南下限界点になっているような感じだ。過去とんでもない数のサクラマスの遡上があった米代川も一昨年、昨年と年々と減少している。一方太平洋側はまだまだサクラは多い。日本海側でしかサクラマス釣りを経験したことのが無い人は、太平洋側の遡上数の多さにびっくりさせられる。
 さて今年はどうなるのだろうか。今月解禁となる宮城、来月の九頭竜の解禁1週間でほぼ傾向はわかってしまう。昨年のハタハタ不漁の結果から、あまり期待せずに状況をみていくことにする。まずはシングルフック巻をコツコツと。

2023釣行記

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