先日のサクラは4.2㎏の重さ

サクラマス

 2月も中旬となりました。九頭龍川は16日から全面解禁となりましたが、九頭竜川中部漁協の情報によると2月1日のエリア解禁以降1本のみ。16日の全域解禁を向かえても釣果は無しと残念な状況のようです。九頭竜川のような川全体の水量が少ない中規模河川だと、一度大水が出ないとサクラは海から遡上して来ないでしょう。しかし汽水域に多くのサクラが群れを成すくらい居れば、後ろから突っつかれるように群れは遡上を始めます。九頭龍の釣果状況から推測すると今年の海の群れはほとんど薄いということでしょう。近年この状況は日本海側全体に共通することで、福井に限らず、富山、新潟、山形も同じ様な傾向になると思われます。サクラマスが豊漁の年は、汽水域の群れが後ろの群れから押されるように淵から淵へ遡上しますので、解禁日当初から釣果が聞こえます。海水温がまだ高いからまだ来ないのではなく、もうそのシーズンは魚は来ないと言ってもいいかもしれません。よって後半の挽回と言うものはほとんどありません。残念ながらダラダラと始まり盛り上がらずに終わってしまいます。さて、この予測が大ハズレとなって欲しいのですが・・・
 話を変えて、先日獲ったサクラですが、自宅に持ち帰って重さを量ったところ、4.2kgありました。65cmでこの重量はお見事です。台所のマナ板が小さく見えてしまいます。上からの写真をみると、まるでマグロのような太さをしていました。調理後、約1年振りにサクラマスの塩焼きをいただきましたが、今年のサクラはこれで十分かもしれません。運は全て使いきったような気がします。
  

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